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【※おまけ9】嫉妬 ページ27

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怒り、嫉妬、独占欲。



全てが含まれたようなテヒョンの荒々しいキスに、私は受け入れるだけで精一杯だった。



のし掛かるテヒョンの重みに耐えきれなくなって、キスをしたままベッドに倒れこむ。



その衝撃でベッドが波打つように大きく揺れた。




「…ん、テヒョン、くるし……」


TH「泣いてもやめないから」




見たことがないテヒョンの冷たい表情に、知らないうちに目から涙が流れていた。



そんな私の涙を拭うことなく、唇を一切離さずに着ていたTシャツの中に乱暴に手を入れた。



荒々しい手つきに、思考が追いつかなくて。



自分の服を脱ごうと少し私から離れたテヒョンから、逃げようと起き上がっても。



すぐに押さえつけられて動けなくなった。




「…ねえ、やめて、」


TH「やめないって言ってんじゃん」


「テヒョン……ぁっ……」


TH「ほら、もっと」


「……や、ぁ」


TH「ジョングクに聞こえるように、声出しなよ」




テヒョンが動くたびに、ベッドが軋んで。



余裕なんて少しも与えずに、奥まで突かれて感じる刺激に口をぎゅっと結んでも漏れる声。



テヒョンの額に流れる汗が、私の肌に落ちる。



お互い荒くなる吐息が、交わって、熱い。








TH「A、」



テヒョンの下で乱れる私を見て、口角を上げて笑う。



激しく荒々しく、何度も何度も突き上げるテヒョンの顔を見る余裕なんて私にはなかった。




TH「Aは誰のもの?」




そんな私に、意地悪く問いかける。



言葉にすらできない私に追い打ちをかけるように、腰の動きを早めるから。





TH「答えて」


「…ん、っ」


TH「Aは誰が好きなの?」





首元に顔を埋めて、ゆっくりと舌を這わす。



そして肌に吸い付くように跡をつけて、そのたびにチクリと痛みが走った。





「…テ……」


TH「なに?」


「…………テヒョン…ぁっ…」






TH「…いい子」





テヒョンは満足そうに笑って、肌に張り付いた髪を解かすように私の頰を優しく撫でた。





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ミツ(プロフ) - ciels0604さん» ここまで読んで頂けて嬉しいです。ありがとうございます!次も頑張ります! (2020年2月2日 12時) (レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
ciels0604(プロフ) - 面白かったです。私の理想です、、、笑次の作品も楽しみにしてます!! (2020年2月1日 20時) (レス) id: 159a8fda76 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - ゴリ実さん» 作品を読んで頂きありがとうございます!嬉しいです!これからも宜しくお願いします(*´∀`*) (2020年1月19日 9時) (レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリ実(プロフ) - 今日読み始めて、ここまで読むことができました!面白かったです!今後も他の作品読ませて頂きます!! (2020年1月16日 21時) (レス) id: df9f3b9e3e (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - もっちゃりさん» 初めまして(^_^)そんな風に言って頂けて嬉しいですありがとうございます!パスワードのついてる作品は後日外していきますので、またその際に読んで頂けると嬉しいです。すみません( ; ; ) (2020年1月14日 0時) (レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミツ | 作成日時:2019年8月10日 21時

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