【60】TH side ページ10
ーテヒョン side
TH「そこのイケメンくん、」
JK「……何ですか」
たまたま学校でジョングクを見つけたある日。
声を掛けると俺だと分かった瞬間、露骨に嫌そうな顔をする相変わらず可愛いジョングク。
TH「ちょっと喋ろうよ」
JK「断らせる気ないですよねコレ」
TH「まあね」
そんなジョングクの表情を気にすることなく首に腕を回して逃げないように捕まえる。
そんな俺たちの光景を見た女子がきゃあ、と声を上げて写真を撮ってる子も居た。
TH「イエイ。ピースピース」
JK「離れてもらえません？」
TH「逃げない？」
JK「……多分」
TH「今逃げたいって顔したね」
JK「……」
ジョングクは相変わらずイケメンだった。
ジミナとAちゃんが別れたって聞いてから、てっきりまた小鴨みたいにAちゃんの後ろをついて回ってると思ってたんだけど。
今日はそのAちゃんが居なかった。
TH「はい。ヒョンの奢り」
JK「…別に頼んでないのに」
TH「何か言った？」
屋上に来ると、ジョングクにコーラをあげた。
素直にありがとうと言わないところも、ひねくれすぎて逆に愛おしくなってくるよもう。
JK「何ですか話って」
TH「ジョングガさ、もっとこう…いい天気ですね〜とか言えないわけ？そんなに俺嫌い？」
JK「好きな方ではないですね」
TH「俺は大好きなんだけどな」
JK「……」
TH「あ、待って、そんな目で見ないで。安心して俺は女の子しか抱けないから」
変質者を見るような目付きで、俺から出来る限りの距離を取ろうとするジョングク。
…なんだかますます嫌われちゃってるような気がするけど、まあ良いか。
TH「ジョングクはどんな子がタイプ？」
JK「は？」
TH「ほら、俺女の子の友達いっぱいいるから」
JK「質問の意味が…」
TH「紹介してあげるよ。ヒョンに任せなさい」
俺はこう見えてジミナが大好きだから。
ジミナには幸せになってほしいんだよ。
JK「…あぁ」
TH「ほら、教えてよ」
何かを納得したように呟くジョングク。
携帯を取り出して、何かを探していた。
JK「この子、紹介してくれません？」
TH「………」
そこには、楽しそうに笑うAちゃんが。
ほんと、愛されすぎて罪だよ。Aちゃん。
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ミツ(プロフ) - (名前)わかなさん» 読んで頂いてありがとうございます(*´ω`*) (2020年2月9日 2時) (
レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - カナタさん» カナタさん初めまして、と、返すの遅くなりごめんなさい(；ω；)下手くそな文章なのにキュンキュンして貰えて嬉しいです！完結させて良かったなって思えました。最後までありがとうございました！ (2020年2月9日 2時) (レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)わかな(プロフ) - もう最高です(*´-`) (2020年1月17日 19時) (レス) id: 3c8d998032 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - はじめまして^^ 一気読みさせていただきました！推しとのお話だったので読み始めたらもぅ胸キュンが凄すぎて夜中に一人で悶えました！！ジミちゃんが良い子すぎて幸せになってほしいのとテヒョンとスアちゃんが結ばれることを祈ります^^ とても素敵な作品でした！ (2019年12月15日 4時) (レス) id: 9f93c96a0f (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - レイコさん» ジミンちゃんのお話も考え中ですので、その際はまたよろしくお願いします！有難うございます(*´ー｀*) (2019年12月11日 21時) (レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミツ | 作成日時：2019年9月23日 11時
