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JM「Aちゃんが取ったやつ、僕に頂戴」
「う、うん。どれがいい？」
JM「同じのがいい」
「…でも、あんなに奥にあるよ？」
JM「さっきの見てたでしょ？」
ただでさえ、このすぐ耳元で聞こえる甘い声のせいで集中出来ないというのにセンスの欠片も持ち合わせてない私が取れるはずなんて…。
そんなことをぐるぐる考えていると、いつのまにかスタートさせていたジミンちゃんの手に両手を包まれながら一緒にボタンを押していく。
私がやってるというよりも、ほとんどジミンちゃんが操作しているようなものだけど。
ジミンちゃんの言う通り、求めていたチミーのぬいぐるみは綺麗に引っかかり、宙に浮いた。
「すごいすごい！！ほんとに取れちゃった！」
嬉しさと感動のあまり、勢いよく振り返るとすぐ近くにジミンちゃんの顔があってピタリと止まる。
目が合った瞬間、ボッと熱くなるのが分かった。
JM「Aちゃん」
「…は、はい」
JM「キスしてもいい？」
とびきり甘い声で言うから。
このあざとすぎるジミンちゃんに、今までどれだけの女の子が落とされてきたんだろう。
子供みたいに無邪気に笑ってると思えば、たまに見せるこの色っぽい表情にドキドキする。
少し前の私だったら、流されていたかもしれない。
JM「なんてね。冗談だよ」
どうやって返したらいいのか分からず固まっていると、しばらくの沈黙を破るようにジミンちゃんはそう言って私からゆっくり離れた。
またいつもの笑顔にホッと胸を撫で下ろした。
JM「これ、貰っていいよね？」
「うん！ジミンちゃんにあげる」
JM「…似てるかなぁ」
…まだ言ってる。
チミーの顔を見ながらまた首を傾げて、何やらブツブツ言ってるジミンちゃんが可笑しくて、一瞬の緊張から解き放たれていった。
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ミツ(プロフ) - (名前)わかなさん» 読んで頂いてありがとうございます(*´ω`*) (2020年2月9日 2時) (
レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - カナタさん» カナタさん初めまして、と、返すの遅くなりごめんなさい(；ω；)下手くそな文章なのにキュンキュンして貰えて嬉しいです！完結させて良かったなって思えました。最後までありがとうございました！ (2020年2月9日 2時) (レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)わかな(プロフ) - もう最高です(*´-`) (2020年1月17日 19時) (レス) id: 3c8d998032 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - はじめまして^^ 一気読みさせていただきました！推しとのお話だったので読み始めたらもぅ胸キュンが凄すぎて夜中に一人で悶えました！！ジミちゃんが良い子すぎて幸せになってほしいのとテヒョンとスアちゃんが結ばれることを祈ります^^ とても素敵な作品でした！ (2019年12月15日 4時) (レス) id: 9f93c96a0f (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - レイコさん» ジミンちゃんのお話も考え中ですので、その際はまたよろしくお願いします！有難うございます(*´ー｀*) (2019年12月11日 21時) (レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミツ | 作成日時：2019年9月23日 11時
