寮暮らしの5人さん【黒紫青赤白】

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団の練習が始まって何日か経っていた。





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目「A、今日も練習しよっか？」


ハテナが付いているけど、こちらに拒否権はない。


そしていつのまにか呼び捨てにされている。



こうやって毎日寝る前部屋に呼び出される。





.






でも目黒さんはいつも優しくて

楽しいが圧倒的勝利。


なにも苦じゃなかった。







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目黒side




目「Aー？」



ラウールが試験期間、

「毎日Aちゃんが勉強聞きにくるんだよね！」

なんて怒り気味に言いながらもこれ、喜んでるやつ。




楽しそうだなって思ってたけど

俺は自分の勉強で精一杯。

そんな中で絶好のチャンスが来た。


先輩後輩の交流が多い体育祭。



3年生には、1年に知り合いがいるのでと言って

少しだけ世話を任せてもらった。




.





「…」





そういうわけで毎日夜ダンス教えてて、今日も。


って思ったのに(笑)







トイレ行ってくるから待っててね。

で、帰ってきたらこれ(笑)






目「疲れちゃったか。」



俺のベッドに
倒れこんだようにして寝てるA。




俺は軽くAの背中を叩き






目「A？今日はもう寝よっか、部屋行こ？」



両手を俺に差し出して、引っ張れって？




目「今日だけだよ」



そう言って俺はAを起こして

お姫様抱っこで部屋まで連れて行った。





渡「いやどーゆー状況よ、それ」



目「疲れさせちゃった(笑)」



渡「やめろお前(笑)」







部屋に連れて行きベッドに寝かせる。



ちっとも起きない、爆睡。






目「いつもお疲れさま。本番頑張ろうね。」




俺はAに布団を掛けて部屋を出た。

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