寮暮らしの5人さん【黒紫青赤白】

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登校したものの、
始業式を終えてそのあとすぐ下校だった。


上級生と登校して来た私は

みんなから不思議な目で見られていて

ちょっと気まずい。


こんなクラスで1年間、か。






.






深「お、いた。

Aちゃーん、帰るよ〜」



ドアから顔を覗かせたのは
目黒さん以外の4人




周りのざわつきなんて気にせず教室に入ってくる。





「一緒に帰るんですか？？」




渡「お前そんな事言ってたら置いてくぞ」



ラ「せっかく1年のクラス片っ端から覗いたのに！」



「それは申し訳ないです…」




深「あと、その敬語堅いからやめよ？」



なんて突然言われても。





「え、あ、はい。うん？」



宮「え、あ、はい。うん(笑)」



私の真似をする宮舘さん




「真似しないで、よ、

もうかえろ、う？」




深「カタコトも、まあ、かぁいーね。」




ラ「早く帰ろ！」







「目黒さんは？」



すると4人は窓から手を出し
グラウンドを指差した。




指差す方向にはサッカーをする目黒さん。



あれはモテるわ。






,






渡「なに見惚れてんだ」




「勘違いだわ」




渡「え？俺嫌われてる？(笑)」

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