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私の返事を待たずに切れた電話。
全部私が悪いかもしれない。
なんて思うけど、何に怒ってるの？とも思う。
深「Aちゃん？」
タイミングよく階段で掛けられる声は私の支えだった。
.
部屋に戻り経緯をざっくり話す。
深「ん〜。
俺からしたら幼馴染くんは何考えてるの？って感じだけど
Aちゃんがこんなにかあいいから心配なのも分かる。
でもそんなに怒らなくったって、ねえ？」
私の肩を抱き寄せながら話す深澤さん
香水の匂いがすごく心地よかった。
.
「私があの時、めめに内緒とか言っちゃったからかな…
ちょっとなべから離れて自立してみようなんて思うから…」
深「内緒って言ったのは俺、気にしないの。
大丈夫何も悪くないよ。
もう二十歳なんだよ？
好きにしたって怒られる筋合いないよ
恋人じゃないんでしょ？」
「はい…」
その通りだ、と自信を持って開き直ることができたら
どんなに楽か
それができないのは…
.
深「…好きなの？」
咄嗟の質問に返す言葉がなかった。
私だってわからないの。
私が1番知りたいよ、なんて思う。
もちろん好きだけど
それは幼馴染として？異性として？
高校生の時からずっと悩んできりがなくて
胸の奥にしまっていた疑問だった。
だから恋愛もしてこなかった
心のどこかにずっとなべがいたから。
.
深「疲れた？寝る？」
何も言わない私に
そう言いながら自分の膝をポンポンとする深澤さん。
深「あ、肩がいい？」
「こっちで寝るから大丈夫ですよ(笑)」
深「なあんでよ。俺が寂しいじゃん。
まあ、嫌ならいいけど…」
そんな言葉に甘えて深澤さんの膝枕。
下から見上げた時に揺れるリングのピアスと
前髪で少し隠れた目はこちらを見ていて
色っぽすぎる。
私が眠るまで頭を撫でてくれていた。
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悠吏(プロフ) - ちなつさん» わあコメントありがとうございます（ ; ; ）嬉しすぎてニヤけてます（笑）終わり方すごく迷ったのですがそう言って頂けて嬉しいです♡お、ふっかさんのラブストーリーいいですねえ参考にさせて頂きます(*´∇｀*)最後までありがとうございました！ (2022年6月5日 2時) (
レス) id: 456ac7b189 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - 完結おめでとうございます。翔太くんらしいツンデレラブストーリー素敵でした！最後のふっかさんが切なすぎて胸がきゅうっとなったので悠吏さんが描くふっかさんのラブストーリーも読んでみたいです☺️ (2022年6月4日 20時) (レス) @page47 id: ac346995c9 (このIDを非表示/違反報告)
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