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常、見張られてます ページ45
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「はい、それ没収。」
大きな手のひらを差し出して
怒った顔のひかるに言われるがままに
小さな紙を差し出す
遡ることほんの5分前。
「こんにちは、
寒い中ありがとうございます」
ここ最近よく来て下さるお客様。
ひかると同じくらい、かな？
と思われる年齢の男性客。
いつも俯きながら注文するけど
帰り際必ず視線を合わせて
また来ます、と言ってくれる。
そんな彼に
連絡先です、好きです
ずっと好きだったんです
と、渡されたのがこの紙。
足早に帰ってしまったけど
代わりに視界に入るのはひかる。
あー、タイミング悪いなーなんて
かるーく笑って誤魔化してみたけど
ドスドスと音が聞こえそうな足取りで
どんどん近づいてくる…
相変わらずわたしの彼氏は
どこまでも嫉妬深い。
そして
わたしと関わる男の人に対しては
常に戦闘態勢だ。
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ゆい(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございます！嫉妬や甘々のひーくんにドキドキしました！ (2023年4月27日 17時) (
レス) @page50 id: 81945824d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kyk | 作成日時：2021年8月24日 1時
