2ヶ月と少し ページ38
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「さむっ…!」
思わず声が漏れるほど
玄関から出た瞬間のヒヤッとした空気。
いつの間に…
こんなに一瞬で
もう冬を感じる気温になったなんて。
寒い時期の早朝の仕込みはなかなか辛い。
悴む手をさすりながら
オープンの準備をする。
少しづつあたたまってくる身体
コンコンッ
お店の裏口のドアをノックする音に
ひかるかな?そぉっと開けると
「おはよう」
にっこり笑うひかるの鼻先は赤い
「おはよ、ひかる。寒いね。」
「おー。急にすげー寒いのな。」
中に入るように促すと
大きな手を合わせて
大きな身体を小さくさせながら
ちょこんと足を踏み入れるひかる。
「狭くてごめんね。」
「んなことねーよ、
立派なお店だってまじで思ってる。」
そう言って軽く鼻を啜った
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ゆい(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございます!嫉妬や甘々のひーくんにドキドキしました! (2023年4月27日 17時) (レス) @page50 id: 81945824d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kyk | 作成日時:2021年8月24日 1時