第53話【涼介side】 ページ5
・涼介side
・
"……涼介ごめんね。"
彼女が俺に呟いた言葉、、、
・
・
そして彼女から流れる一粒の涙……
何で泣いてる?
・
・
俺はそんなに頼りないのか?
なにかあるなら俺に全部話せよ。
・
・
あ「明日だけバイトするんだ……
だから指輪を外してほしいんだよね……」
・
・
彼女は目に涙を溜めて、下を向く。
・
・
俺は彼女の左の人差し指から指輪を抜いて、
彼女の手の平に優しく乗せた。
・
・
涼介「バイト終わったら付けろ、約束だ。」
あ「うん、約束するよ。」
・
・
彼女は少しだけ微笑んで俺の前から立ち去ろうとするが
俺はその彼女の腕を掴んだ。
・
・
涼介「一つだけ聞かせてくれ。
お前は俺を裏切ったりしないよな。」
彼女は一瞬驚いた顔をしたが、
・
・
あ「……しないよ。」
涼介「ならいい。」
彼女の言葉に安堵する。
・
・
そして彼女は俺の手をすり抜け帰って行く、
俺は彼女の姿が見えなくなるまで見送った。
・
・
何か隠してるんじゃないか。
そう思っても聞けなかった。
聞いてはいけない様な気がしたから、、、
・
・
俺はスマホを取り出し、大ちゃんに発信する。
大ちゃんはいろんな店に詳しいから。
・
・
大貴:もしもし山田?珍しいな、どうしたんだよ。
涼介:悪い、○○街の○○居酒屋って何処?
大貴:それって至急にいる情報な訳?
・
・
涼介:ああ、至急に頼む。
大貴:じゃあ今度Aちゃんとデートさせろよ。
・
・
俺は何も答えずに勝手に通話を終了した。
後は大ちゃんの情報を待つだけ、
・
・
頼む、
"俺を信用させてくれ"
1800人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぬこぱんち! - 気まずい系が苦手なので一向に59話に行けない私('ω')どうすればこの一歩が踏み出せるかな?('ω') (2018年1月11日 0時) (レス) id: 8269dc069f (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - 読んでいると、お話に吸い込まれていく!ますます山田くんが、大好きになりました。 (2016年12月28日 15時) (レス) id: a4b13f2039 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼん - 侑李に愛されたい! (2016年10月8日 12時) (レス) id: 9f60afc47a (このIDを非表示/違反報告)
あこのん - 大ちゃんに「姫」とか言われると、壊れちゃう。。。。。 (2016年2月2日 21時) (レス) id: 16f647c9ec (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - もうめちゃくちゃやばいですね!私はやまちねがすきなので、やまちねのとこがもう最高でした! (2015年10月26日 20時) (レス) id: 68932c9c48 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:姫りんご | 作成日時:2014年2月25日 19時