第63話 ページ15
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私とは裏腹に侑李は挑発的な態度で涼介を煽る。
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侑李「僕、言ったよね?
Aちゃんを落とすって。」
涼介「あ?」
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侑李はニヤっと口角を上げ、
涼介を嘲笑う。
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涼介「知念、それ以上何か喋って見ろ。
抑えはきかねーぞ」
侑李にそう、吐き捨てる涼介。
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そして涼介は「来い。」私の手を掴んだ。
侑李「なにやってるの、僕が行くよ。」
侑李は涼介が掴む反対の手を掴む、、
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私達3人の光景を黙って見ている、
光と大ちゃんと裕翔くん。
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涼介「お前は誰の手を掴んでる、失せろ。」
バンっと侑李の胸を涼介が押した。
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あ「止めて!!暴力は止めて!!」
涼介が拳を侑李にぶつけようとしたその時、
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――ガシ
黙って見ていた3人が涼介を抑えつけた。
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大貴「山田、正気に戻れ。」
光「Aちゃんの目の前で殴っちゃダメだろ」
裕翔「山ちゃんの気持ちは分かるから。」
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3人に抑えつけられた涼介は悔しそうに、
唇を噛み締め侑李を睨みつける。
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涼介「おい、バカ女……
最後のチャンスだ、俺の方へ来い。」
その瞬間、涼介の茶髪の髪が潮風で揺れた。
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キレイなパーマが掛かった髪、長いまつ毛、
小さくてピンクな唇、白いほっぺ。
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何かが爆発したかのように涙が溢れた……
最後のチャンス、胸の中で悲鳴が上がる。
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涼介「そうか、もういい。
俺の指輪は知念に渡しておけ。」
3人の腕を振り払い、涼介は私に背を向ける。
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涼介「……お前を指輪で縛って悪かった。」
涼介の最後の言葉、、
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ぬこぱんち! - 気まずい系が苦手なので一向に59話に行けない私('ω')どうすればこの一歩が踏み出せるかな?('ω') (2018年1月11日 0時) (レス) id: 8269dc069f (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - 読んでいると、お話に吸い込まれていく!ますます山田くんが、大好きになりました。 (2016年12月28日 15時) (レス) id: a4b13f2039 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼん - 侑李に愛されたい! (2016年10月8日 12時) (レス) id: 9f60afc47a (このIDを非表示/違反報告)
あこのん - 大ちゃんに「姫」とか言われると、壊れちゃう。。。。。 (2016年2月2日 21時) (レス) id: 16f647c9ec (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - もうめちゃくちゃやばいですね!私はやまちねがすきなので、やまちねのとこがもう最高でした! (2015年10月26日 20時) (レス) id: 68932c9c48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫りんご | 作成日時:2014年2月25日 19時