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『うぅ…ドレスってこんなキツかったっけ…』
zm「Aが太っただけちゃう？w」
『誰かさんの食害に付き合ってたらそりゃこうなるわ…』
zm『何のことかわからんなあw』
車に酔っているということもあって言い返す気力がなかったから睨みつけた。表向きの格好をしている幹部達は悔しいがとても格好いいと思う。ゾムなんか普段は無造作に下ろしている髪の毛を後ろで一つに括り、グルさんも髪の毛がきちんとセットされている。これが初対面だったら惚れてたわ。
そんな似つかわしくない格好をした私たちを乗せた車がゆっくりと停止した。
とんちから「くれぐれもやらかすなよ」と念を押されていた事を思い出し、車酔いで曲がった背筋を伸ばす。
ut「なんや気合い入っとんな」
『ここで私の王子様が見つかるかもしれない』
至って真剣な表情だったのだが、隣を歩く大先生は腹を抱えて笑っている。失礼だな！！こんなイベント滅多にないんだから出会いを大事にしないと。
ut「でもずっと僕が隣におるから無理なんちゃう？」
『え』
ut「だってとんちから見張ってろって言われてるし」
『大先生！！あそこに胸の大きい美人が！！！』
ut「え、どこどこ」
大先生がアホでよかった、今の内に逃げなきゃ私の王子様と結婚する夢が潰されてしまう。あ、大先生追ってきた。待って早くない？()
ut『Aちゃんに何かあったら僕が怒られるんやから…』
「大先生は私の夢と自分の命どっちが大事なのよ！」
ut『そら命やわ』
うん、そりゃそうだよな。愚問だった。
スーツのシワを伸ばしている彼を見る女の子の目線が痛い。なんであんなのが隣にいるのって顔してる。大先生なんか私から願い下げなのに…！！
そんな頭の中で繰り広げられた茶番も無視して大先生は「はぐれたあかんで」なんて言って肩を寄せてきた。いつも猫背でだらしない彼も、まともな格好をすれば絵になるものだ。本人には絶対言ってやらないけど。
肩を並べて歩き出せば、グルさんとゾムがもうだいぶ前に行ってしまっていた。急いで追いつかなきゃと思った矢先、大先生に腕を引かれた。
『早く行かないと……！』
ut「ええやん、僕らのペースで行こうや。ヒール、履き慣れてないんやろ？」
『え……』
私が何度もコケそうになっていたところを見られていたのか？それとも女慣れからの勘か？私に歩幅を合わせてくれていた事に気づいて、何か癪だったから軽く殴っといた。
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U3(プロフ) - キヅキさん» キヅキさん教えていただきありがとうございますm(_ _)m完全にミスしてました、コメントありがとうございます！ (2018年12月1日 19時) (
レス) id: 20511f436a (このIDを非表示/違反報告)
キヅキ(プロフ) - ▽2と▽3の内容がほぼ同じです(▽2はラスト途切れている、▽3は途切れてない)です。報告不要でしたらすみません。 (2018年12月1日 9時) (レス) id: af7db382e9 (このIDを非表示/違反報告)
U3(プロフ) - おにぎりさん» おにぎりさんいつもコメントありがとうございます(；；)とても励みになってます！これからもご期待に添えるように頑張るのでよろしくお願いします(*´ `*) (2018年9月12日 0時) (レス) id: 20511f436a (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - こんにちは(`∀´)！ いつの間にか、また私の好みドストライクなお話ができててびっくりしました(・ω<)♪これからも頑張ってください！\(°∀°) / (2018年8月30日 23時) (レス) id: 6f2f15160d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：U酸 | 作成日時：2018年8月15日 0時
