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『待ってトンち 私も戦いたい、』
一瞬フリーズした彼と目が合う
「…は、あかんに決まってるやろ」
『私が弱いから？』
「お前が思ってる程甘くないんや、下手したら死ぬんやぞ」
なかなか引かない私に苛立ってきた様子で、段々言葉に棘が出てきた。
『甘くなんか見てない、その為にゾムと特訓だってしたし 色々努力だって＿＿』
「こんな短時間の努力で守れる程 命は軽くない。それに今回狙われてんのはお前や。前に出す訳にはいかんねん」
『ッ、分かってる…けど＿』
「分かってへん…！俺はAを大切に思ってるから ここまで言うてんねん！」
鋭い論調に気圧され、言い返す言葉も出てこず 口を紡いだ。
結局何も変わらない
"大切に思ってる"だなんて どうせ幼馴染としてしか見てない癖に。
やり切れない悔しさだけが残り ゾムから貰ったナイフの柄をぎゅっと握りしめた。
「悪い、強く言いすぎた」
『…』
さっきまでの勢いがウソだったかの様にか細い声。
"ごめんなさい"の一言も出て来ないのは 単に怯んだからなのか、未だ心の何処かで腑に落ちていないのか。
しかしトンちは そんな私に追い討ちを掛けるように口を開いた。
「例え周りが許可したとしても、俺は許可できん。Aがリスクを犯すんなら命を捨ててでも止めるからな」
ほら、また。
彼の下手な言葉選びのせいで、こんな張り詰めた空気でも自惚れてしまいそうになる。
いや、もう手遅れなのかもしれない。
優しく閉められた扉の向こうを見めた。
色んな感情がぐるぐる混ざり合って また、胸が締め付けられる。
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U3(プロフ) - キヅキさん» キヅキさん教えていただきありがとうございますm(_ _)m完全にミスしてました、コメントありがとうございます！ (2018年12月1日 19時) (
レス) id: 20511f436a (このIDを非表示/違反報告)
キヅキ(プロフ) - ▽2と▽3の内容がほぼ同じです(▽2はラスト途切れている、▽3は途切れてない)です。報告不要でしたらすみません。 (2018年12月1日 9時) (レス) id: af7db382e9 (このIDを非表示/違反報告)
U3(プロフ) - おにぎりさん» おにぎりさんいつもコメントありがとうございます(；；)とても励みになってます！これからもご期待に添えるように頑張るのでよろしくお願いします(*´ `*) (2018年9月12日 0時) (レス) id: 20511f436a (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - こんにちは(`∀´)！ いつの間にか、また私の好みドストライクなお話ができててびっくりしました(・ω<)♪これからも頑張ってください！\(°∀°) / (2018年8月30日 23時) (レス) id: 6f2f15160d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：U酸 | 作成日時：2018年8月15日 0時
