甘い、甘すぎる。

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『 ありがとうございましたー！ 』






．








「 買えました 」


「 おっ、よかったね。妹ちゃん喜ぶといいね！ 」












やまだくんちの妹ちゃん、きっと美形なんだろうなあ…
こんな顔面国宝のおにーさま持てて幸せだよなあ、、










「 ……あ 」






やまだくんと駅前をウロチョロしてたら、やまだくんにそっくりなキャラクター発見。……うひゃ、ちょー可愛いこの子







「 見てみて、やまだくんにそっくりじゃない？ 」


「 ………似てない、、 」






エッ







結構似てる自信あったんですが…………











「 ………これこそ先輩に似てる 」







そういって俺の目の前にみせてきたのは、俺がさっき見せたキャラクターの女の子バージョンでちょー可愛いんだけど………









「 ナイナイ、俺こんなに可愛くねー 」




「 …初めて先輩みたときからいっつもこんな顔してました。毎日がワクワクで、とっても楽しそうでしたよ 」




「 ……っ 」








…ばーか。









．












「 んじゃ、俺ここで 」


「 あ、はい。ありがとうございました 」


「 いーえ。やまだくんが頼ってくれて嬉しかった。じゃ！ 」







やまだくんとはここでお別れ。

……もー少し一緒にいたかったなー、、なんてね。










「 っあーーー！！図書仙人だっっ！！ 」







…なんか聞いたことある声。嫌な予感しかしないんですが








「 大ちゃんっ？！ 」


「 あ、大ちゃんって呼んでくれた、うれしー…へへ、先輩見つけたからつい叫んじゃいました！ 」


「 図書仙人って呼び方辞めてくれないかな… 」


「 そーだっ！今帰りですか？一緒にゆーはん食べましょ！美味しいところあるんです！ 」


「 えっ、いや大ちゃんっ、 」








…なんだこのごーいんさ……犬かよ。お前は犬か。ポメか。







「 えーっ、俺いのお先輩のこともっと知りたいですっ！ 」


「 うっ、、、」










ガシッと俺の両手を掴まれて下からうるうるな目で見つめられたら断れない。


まるで産まれたてのポメのよう……。







｢ わーったよ、いこっか…｢ っ先輩！ ｣ …え？ ｣












……なんでやまだくんがいるの？！
帰ったんじゃ……












．


















｢ …さわんな。 ｣


｢ …へー、そういうカンジ？ ｣









えっと…これは一体、どういうことでしょうか。













．

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