甘い、甘すぎる。

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現在朝の5時半です。俺、伊野尾慧は今、駅でとある方を待ち伏せしてます。
……誰を待ち伏せしてるのか気になるって？
そんなの1人に決まってんじゃん。



それにしても始発からずーっとここにいる訳で、正直寒いし、めちゃくちゃ眠い。






「 ふあぁ、、……ねむい。 」





昨日、やまだくんにあんなことを言われて眠れなかった。ずっと、俺の心臓がバクバクしてた。





やまだくんこないかなー、、、ってナイスタイミング。
お目当ての方、現れました。
すれ違う女の子みーんな目がハートになってやんの。
はあ、イケメンが羨ましいぜ。ケッ。




へー、いつもこの時間なのかな。明日も調査しよう。







やまだくんが電車の車両に入ったことを確認して、俺もこっそり待っている人の中に紛れて同じ車両に入る、、わけなんだけど。


何この人の量。尋常じゃない。









「 すみませー..うわっ、えっ、ちょ、うわああっ 」





＿＿＿バンッ




…最悪だ。とことんついてない。人混みから何とか抜け出したものの、抜け出した先が






「 …いのお、先輩？ 」









やまだくんのところってどういうことなのよ …！！！









．



20位という過去最高順位を頂きました …！！
ありがとうございます；；

甘々キュンキュンの作品をめざしてこれからも頑張ります…！

(評価の方も、よろしくお願いいたします…！！)


10.30
なす



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