友達以上恋人未満 （2）

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ns




優斗くんがいなくなって、ホっとした。

浮所もそこでようやく俺から身を離すと 、 ふうっと呆れたようにため息をつく。



uk 「 ったく 、 那須は危なっかしいんだから！ 」

ns 「 ご 、ごめん … 。 」

uk 「 またあいつに乗せられそうになってるし 」



そう言われて、またしてもちゃんとハッキリ拒否出来ていなかったことを反省した。

結局浮所に助けてもらってばっかりだし 、 つくつぐ自分のことをダメだなあと思ってしまう。



ns 「 ほんとごめんな 、 … 」



うつむきながら反省したようにそう告げると、ポンと頭の上に大きな手のひらが乗る。
驚いて顔を上げたら、浮所もまた申し訳なさそうに謝ってきた。



uk 「 俺こそごめん。さっきは言い過ぎちゃった 、」

ns 「 えっ … 」

uk 「 なんかあいつに挑発されて 、 すっっごいイラついちゃって 、 」







少し恥ずかしそうに視線を横に向けながら話す浮所の姿にちょっとだけキュンとしてしまった。






ns 「 大丈夫 。 浮所はなんも悪くねえよ。迷惑かけたのは俺の方だし 、 ごめんな 」






よかった 。 仲直りもしっかり出来たし 、 残りの修学旅行も楽しめそうだ。






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