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福 「いってぇ…まだいてぇ…。」
「あ、そんなに?そんなに強く蹴った覚えはないんだけどな。」
ようやく服を着た潤くんをベットで寝転がりながら見上げる。
福 「蹴るとか…ヤれなくなったらどうすんだよ。」
「夜だからって下ネタ禁止〜。」
福 「達とのラジオじゃ言うだろ〜?」
このおバカな大人は何をおっしゃっているのだろうか。我が旦那ながらアホらしいぞ。
「潤くん下ネタはあんま言わないけど、ダジャレは言うよね。」
福 「それが俺だろ?」
ドヤァって効果音がつくぐらいドヤ顔をかましてくる潤くんを、白い目で見つめながらいそいそと布団に入る。あー…おこた入れとくべきだったかな。布団めっちゃ冷たい。
「潤くん早く布団入って寒い。」
福 「こたつ代わりにするなよ〜…よいっしょ」
体温が高い潤くんにぎゅーっと抱きついて、眠りにつこうとすると、急に潤くんがむくりと起き上がった。
「…なに」
福 「んー?」
楽しそうに私のパジャマのボタンをプチプチ外していく潤くん。さすがに結婚して7年にもなると、ハジメテじゃないからこの後に続く行為なんて容易に想像できる。
「ちょ、ちょっと待とうよ。ちょっと待とうよ!!」
福 「だめ?」
ずるい。
完全に火がついてる目を私に向けてて、吐息が熱くて。この旦那のこういうところにはいつまでたっても慣れない。
「だめじゃ、ないデス…」
福 「…じゃ、いただきまーす」
くしゃっと髪をかきあげてニヤリと笑う潤くん。
「明日仕事早いから加減してよっ?」
福 「わかってるって…いいから。」
「ちょ、本当にわかってる…?」
潤くんはその問いには答えず、熱くてふかぁいキスをした。
やばいよこの人絶対加減する気ないよね…腰痛くなりそう…。
*****
「つっかれた…。」
福 「久しぶりだったしな。」
「うるさい。ホントに加減した?ねぇ加減した?」
福 「したって。2回でやめたろ?」
「3回やったでしょ、ほんと辛いありえない」
ベッドの上で大の字になる私に毛布をかけてくれる潤くん。なんだかんだ優しいから憎めないんだよなぁ…。
福 「風呂入るか。一緒に入る?」
「んー…もうちょっと待って。」
汗かいててその汗でちょっと髪が濡れてる姿をもう少し見ていたいなんて、もう1回しそうだから絶対言わない。
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咲羅(プロフ) - 続き見たいです!頑張って下さい!! (2017年8月27日 12時) (レス) id: 16daf3422a (このIDを非表示/違反報告)
ギュンギュン - 続き見たいでーす!宜しくお願いします! (2017年2月21日 9時) (レス) id: aa733b9dab (このIDを非表示/違反報告)
孤夏悠斗(プロフ) - まっちぃさん» ありがとうございます!ディズニーに行ったことがないのですが、できるだけ頑張って書きたいと思います!リクエストありがとうございます! (2017年1月10日 20時) (レス) id: 4a7a67c050 (このIDを非表示/違反報告)
まっちぃ - では、早速リクエストです!夢主ちゃんと潤さんがディズニーランドかシーにデートに行くストーリーをおねがいします!! (2017年1月10日 19時) (レス) id: 481a64e5c1 (このIDを非表示/違反報告)
孤夏悠斗(プロフ) - 冬月雪さん» コメントありがとうございます!おぼえていますとも!つい自給自足してしまいました(笑)お、楽しみにしています!ありがとうございます、頑張ります!何かリクエストがあればお願いします(( (2017年1月9日 23時) (レス) id: 4a7a67c050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:孤夏悠斗 | 作成日時:2017年1月6日 16時