検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:30,210 hit

20杯目 ページ21

えとえと、山田先生のお言葉を思い出さないと...



伊「大ちゃん作れるー?」




有「た、多分?

味見は高木さん、お願いします!」




高「なんか怖いけど、いいよ」





高木さんの了承も得たし作りますか!






ご飯ってどのタイミングだっけ?



...あ、沸騰した時?




山田たしか生姜とかもいれてたよな



卵のタイミングは沸騰してる時に入れるとふっくらするとか



味付けは確か...




と、必死に山田の解説を思い出す

部活忙しくて来れなくなった時

少しでも俺に託せるように、と



知念時々体調崩すからな、





伊「大ちゃんすげぇ」



高「有岡くんって料理男子なんだ」



なんて声が聞こえてくる


全然そんなんじゃないんだけどね、





有「...できた!高木さん!」




できてすぐ、高木さんを呼べば


ひょこひょことやってきて熱そうにしながらも一口



高「え、すごく美味しい」




有「よっしゃ!」



伊「俺も食べたい!!」




高木さんの反応を見て

余計に食べたくなったらしく駄々っ子のよう



高「伊野尾くん、ちょっと待って

スプーンってこれ使ってもいい?」



有「そっちよりこの木のスプーンのがいいかも

鉄だと熱くなるから」





高「あ、そっか。ありがとね、有岡くん

はい、伊野尾くんどうぞ。」




高木さんからおかゆを受け取れば


キラッキラに目を輝かせた



伊「やった!いっただっきまぁーす!!」




有「熱いからちゃんと冷ましてね」



そう言うとフーフーとしてから口元へ運ぶ


なんだろ、この年下感...





伊「うっまぁ〜!!」



有「それならよかった!」



こんな喜んでもらえるなんて思ってなかった



...料理山田から教わろうかな

21杯目→←19杯目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
119人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆう | 作成日時:2019年11月4日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。