20杯目 ページ21
えとえと、山田先生のお言葉を思い出さないと...
伊「大ちゃん作れるー?」
有「た、多分?
味見は高木さん、お願いします!」
高「なんか怖いけど、いいよ」
高木さんの了承も得たし作りますか!
ご飯ってどのタイミングだっけ?
...あ、沸騰した時?
山田たしか生姜とかもいれてたよな
卵のタイミングは沸騰してる時に入れるとふっくらするとか
味付けは確か...
と、必死に山田の解説を思い出す
部活忙しくて来れなくなった時
少しでも俺に託せるように、と
知念時々体調崩すからな、
伊「大ちゃんすげぇ」
高「有岡くんって料理男子なんだ」
なんて声が聞こえてくる
全然そんなんじゃないんだけどね、
有「...できた!高木さん!」
できてすぐ、高木さんを呼べば
ひょこひょことやってきて熱そうにしながらも一口
高「え、すごく美味しい」
有「よっしゃ!」
伊「俺も食べたい!!」
高木さんの反応を見て
余計に食べたくなったらしく駄々っ子のよう
高「伊野尾くん、ちょっと待って
スプーンってこれ使ってもいい?」
有「そっちよりこの木のスプーンのがいいかも
鉄だと熱くなるから」
高「あ、そっか。ありがとね、有岡くん
はい、伊野尾くんどうぞ。」
高木さんからおかゆを受け取れば
キラッキラに目を輝かせた
伊「やった!いっただっきまぁーす!!」
有「熱いからちゃんと冷ましてね」
そう言うとフーフーとしてから口元へ運ぶ
なんだろ、この年下感...
伊「うっまぁ〜!!」
有「それならよかった!」
こんな喜んでもらえるなんて思ってなかった
...料理山田から教わろうかな
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作者名:ゆう | 作成日時:2019年11月4日 21時