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知「へぇ、ピンクのベースねぇ」
俺がベースを構えればふーんといった様子で眺めてくる
『昔からピンクが似合うって言われてたから
それを思い出したんだよね、
まぁ俺女っぽいとこあるし？
悪くないんじゃないかと思って』
知「じゃあメンカラパステルピンクでいっか」
ん...？今の話と何が関係してるんだろ...？
知「あ、受かろうが受からなかろうが
文化祭のステージ、10人でやろうと思ってる
ひかやゆーてぃーも賛成派ね
僕が中一の時からステージ出てて
今年も出るの、ベースだけ1人だからバランスがね」
そんなのやってるんだ、なんか楽しそう
『けど、それとメンカラ？ってなんの関係が？』
知「それぞれ衣装にイメージカラー入れるの
それがメンバーカラーになってる
僕もピンクだけど
どちらかと言うと濃いカラーだし
白とか黒もありだけどAはないかなーって」
メンカラってメンバーカラーのことか、
白もまぁまぁ好きだけどな
『そっか、なんか楽しそ！』
知「まーそう言うことなんで頑張ってよ？
あ、昨日渡した楽譜って少しは弾けるの？」
『最初の歌詞が入るまでのとこはなんとかって感じだけど
あとはまだまだ
メトロノームに合わせてやってるけど
どうしてもテンポがずれちゃって...』
知「...一通り弾けるなら僕と合わせてやってみよ？
実際そんな正確すぎる演奏してたら
僕らのバンドにはあんま合わない気がする
それにバンドに加わればゆーてぃーのリズムに合わせる
実際演奏すると多分Aは走り気味の演奏になるよ」
まだ演奏してないのにすごく的確な意見...
『確かに、俺バンドに入った経験とかないから
よく良く考えればそっか。
けど今はまだ一通り引ける自信はないから
明日、時間あるなら一緒に合わせて欲しい』
頭を下げた瞬間
おでこに手が滑り込んできた
侑李を見ればふっと口角を上げ
知「当たり前でしょ、
涼介は変なこだわりがあるから認めさせなきゃ」
へ、変なこだわりって...
知「まぁいいや。最初のとこから弾けるとこまでひいてよ」
『うん...』
軽く深呼吸をし弦に指を添える
シーンと静まる部屋の中
緊張したこの場を一気に変えるように
音をならした
ギターがいればどんな演奏になるのだろうか
ドラムがいれば...キーボードがいれば...
この歌を歌うボーカルがいれば
きっとすごい楽しいと思う
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ねんちーさぼん(プロフ) - ゆうさん» 了解しました！わざわざありがとうございました！ (2020年1月13日 13時) (
レス) id: 07a41134ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ねんちーさぼんさん» （19）のところのことですか？でしたら放課後のことです。誤字なので修正しておきます。コメントありがとうございました。 (2020年1月13日 13時) (レス) id: d9b8c27be2 (このIDを非表示/違反報告)
ねんちーさぼん(プロフ) - すみません、放課って放課後のことですか？ (2020年1月13日 13時) (レス) id: 07a41134ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2019年9月1日 20時
