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知「失礼します、って先生いないか」
『え、勝手に入っちゃっていいの？』
知「別いいよ、そこに居眠りしてる人もいるし」
そういい知念くんの指さしたベッドに寝ていたのは
『伊野尾、先輩？』
伊「おぉ、Aじゃん、どしたー？」
知「僕とぶつかったせいで階段から転げ落ちちゃって」
全くドジだなぁと笑いながらこっちへくると
軽々僕をお姫様抱っこした
『は？おろしてください！
というかなんでそんなひょろひょろなのに
僕をかつげるんですかぁー！！』
伊「え？Aのがひょろひょろだから」
『そんなことな、、いっった！！』
知「大丈夫？伊野ちゃんもっと優しくしないと」
伊「いやぁ結構優しくおろしたんだけどなー」
何処がよ、もう少しそっと下ろして欲しかった
めちゃ痛い
知「もういい、僕が看病する
力持ちの伊野ちゃんは階段下にばらまかれてる
教科書たち持ってきてくださーい」
伊「えぇーーー！」
『先輩すみません、お願いします』
少しむっとした表情をしたあと
くるっと方向転換をし
保健室から出ていっちゃった
廊下からは仕方ねぇなーなんて声
ありがたいな、
知「どこ痛い？湿布貼るから」
『足首と腰かな、』
知「じゃうつ伏せになって」
え、、あ、そっか。え、バレない？
知「ねぇ、早く」
『うん、』
やばい、
服を半分くらいまでめくられ
腰にヒヤッとした感触
知「...はい、おしまい、あとは足首ね」
『うん、ありがと』
さっと服をしまい込み
足首も知念くんが貼ってくれた
めちゃ綺麗に貼るなぁ
伊「はーい、伊野ちゃんとーじょー！」
教科書持ってきたよーなんて呑気な先輩
元気だなぁ
知「うるさい、えと、頭痛とか吐き気とかない？」
『全くないよ、本当にありがとう！知念くん！』
知「そっか、ならよかった
...あと君付けじゃなくていい」
『わかった、知念でいい？』
知「んー、１回侑李って呼んでみて。」
『ゆう、り？』
疑問形になっちゃったけど
知念くんは口元を抑えて目を逸らした
『ごめん！嫌だったよね。』
知「いやいや、なんで謝るの。僕が言わせたんだしさ、
あとそっちで呼んで。なんかそっちの方がいい、かも。」
『うん、侑李って呼ぶ！』
伊「じゃあ俺は慧ね」
『えっと、慧、先輩で』
慧先輩は少し嫌そうな顔してたけど先輩だしね
そして慧先輩に向けた侑李の勝ち誇った笑みは
ものすごく可愛かったです、はい。
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ねんちーさぼん(プロフ) - ゆうさん» 了解しました！わざわざありがとうございました！ (2020年1月13日 13時) (
レス) id: 07a41134ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ねんちーさぼんさん» （19）のところのことですか？でしたら放課後のことです。誤字なので修正しておきます。コメントありがとうございました。 (2020年1月13日 13時) (レス) id: d9b8c27be2 (このIDを非表示/違反報告)
ねんちーさぼん(プロフ) - すみません、放課って放課後のことですか？ (2020年1月13日 13時) (レス) id: 07a41134ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2019年9月1日 20時
