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さっきから校舎内をぐるぐるしてるんだけど
どこも似たような景色ばかり
完全に迷子だよこれ
この学校大きすぎるってば…
？「わっ、」
『あっ、すみません、』
よそ見をしながら歩いていたせいで
曲がり角で人とぶつかりそうになってしまった
危ない...
？「いや、こちらこそごめんね。
大丈夫？何か困ってそうだけど。」
『実は職員室に行きたいんですけど
どこにあるのか分からなくて』
？「あぁ、今日来るって言ってた転校生の子かな。
職員室は向こうの校舎だよ。
俺も向こうの校舎に用があるし案内するよ」
『あ、ありがとうございます。』
男子校って怖いイメージがあったけれど
ぶつかりそうになってしまったこの人はそんなことなくて
むしろ優しい方なのだと感じた
少し緊張で強ばっていた体が軽くなったように感じた
？「おぉ、神崎か！大丈夫だったか？
薮、神崎を職員室まで案内してくれてありがとな。」
この人薮っていうんだ。
『はい。遅くなってしまいすみません。』
薮「いえ、僕はこっちの方に用があったので。
神崎くん、またね。」
『はい、ありがとうございました！』
僕らに会釈をし去っていった薮って人。
凄く優しい人だったなぁ
笑顔とか優しい雰囲気醸し出してたし。
あの人絶対モテるよ！！
櫻「改めて担任の櫻井翔です。よろしく。
神崎が女の子だってことは俺と保健室の先生、ニノが知ってる。
ニノは保健室に基本いるはずだから後で顔出してみて。
いくら校長のお孫さんでもバレた時は退学してもらうことになると思う。
サポートとかはできるだけするから何かあったら相談しろよ？
あと着替えとか自由に保健室を使いなさい。」
『はい、わかりました。ありがとうございます。』
櫻「じゃあ教室に行こうか」
櫻井先生のあとをついていきたどり着いた教室は1-B
中からは騒がしい声が聞こえてくる
櫻「今日は転校生を紹介する。神崎」
『か、神崎Aです、よろしくお願いします。』
「なんかこいつ女みてーじゃね？」
「こえちっせ！」
？「ﾁｯ、うるせぇよ。」
「や、山田〜そんな怒んなよぉ！！」
騒がしかった教室は一人の男の声で一気に静まり返る
なにこの人、怖
櫻「神崎は…山田の隣の席でいいか。」
怖い人の隣を指さされ
仕方なく席に向かう。
正直この人の隣とか無理なんだけど
こんなことなら海外に行くべきだったな。
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ねんちーさぼん(プロフ) - ゆうさん» 了解しました！わざわざありがとうございました！ (2020年1月13日 13時) (
レス) id: 07a41134ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ねんちーさぼんさん» （19）のところのことですか？でしたら放課後のことです。誤字なので修正しておきます。コメントありがとうございました。 (2020年1月13日 13時) (レス) id: d9b8c27be2 (このIDを非表示/違反報告)
ねんちーさぼん(プロフ) - すみません、放課って放課後のことですか？ (2020年1月13日 13時) (レス) id: 07a41134ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2019年9月1日 20時
