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有翔さんがｽﾀﾝﾄﾞﾏｲｸの前に立つと同時に、
他の皆さんも楽器を構える
その瞬間この部屋の空気が変わったのが分かった
4人が目で合図して、曲が始まった
晴也さんのﾄﾞﾗﾑ、
きっちりﾘｽﾞﾑをつくってﾊﾞﾝﾄﾞを支えてる
皓太さんのｷﾞﾀｰ、
激しいんだけど何処か優しい音がした
朔さんのﾍﾞｰｽ、
ﾄﾞｼﾝとくる低い音がこの曲のいいｱｸｾﾝﾄとなっている
そしてなにより…
有｢“ｷﾖｸﾀﾉｼｸ いけ 理想の自分を追いかけよう”…｣
有翔さんのﾎﾞｰｶﾙ、
聴いていてとても心地よい
優しくて、暖かくて―――
ずっと聴いていたい
そう思いながら目を閉じた
.
有｢Aちゃん?｣
一通り歌い終えた有翔さんが私の所へ駆け寄ってきて
困ったように私を見る
有｢なんで泣いてるの…?｣
そう言って頬を触る
｢…ゎかんないっ、
でも、私…｣
有｢私?｣
｢…有翔さんの歌声
好きです、｣
有｢…まじで?｣
｢はい…!｣
有｢え、やば…めっちゃ嬉しい!!｣
晴｢有翔、よかったね｣
皓｢てか、Aちゃんｶﾞﾁで面白い(笑)｣
朔｢泣きながらってのは初めてかもな(笑)｣
｢だってー…、｣
有｢あー!
お前らAちゃん虐めんじゃねーよ!｣
皓｢虐めてねーし(笑)｣
晴｢ほんと有翔はAちゃんのこと…有｢ぁー!!｣
皓｢必死すぎる有翔、うける(笑)｣
有｢笑うんじゃねー!!｣
｢…ふふ(笑)｣
いつもと違った、子供っぽい有翔さんに思わず笑った
朔｢ほら、練習再開するぞ｣
有｢え〜…、Aちゃんといたいのにー｣
皓｢そんなの後にすればいいだろ(笑)｣
晴｢まぁまぁ(笑)｣
結局、無理やり朔さんに引っ張られ練習再開
その光景を見て、本当に歳上なの?
なんて思っちゃった
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
無 名 人 間 - この作品すごく好きです。ドラマは終わりましたが、更新頑張ってください！ (2014年8月1日 14時) (
レス) id: 4b5c0087d3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりかもめ*゜(プロフ) - みゆさん» ほんとですか!!ありがとうございますヽ(´ー｀)ノ*゜これからもよろしくお願いしますっ! (2014年7月15日 21時) (携帯から) (レス) id: da389f16ce (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - この小説すごく面白いです！毎日見ててもあきません( ^ω^ )更新頑張ってください！！応援してます！ (2014年7月1日 17時) (レス) id: 199b77768c (このIDを非表示/違反報告)
ゆりかもめ*゜(プロフ) - akaさん» いえいえ!ｺﾒﾝﾄありがとうございます(´ω｀) (2014年6月29日 19時) (携帯から) (レス) id: da389f16ce (このIDを非表示/違反報告)
aka - すいません…なんか色々間違えました( ノД`)… (2014年6月23日 19時) (レス) id: 9c96c1d5f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりかもめ*゜ | 作成日時：2014年5月16日 22時
