《日常編》従兄妹がまふまふとか聞いてない【mfmf】

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「はい、やるよ〜」

『ガチじゃん。もうガチじゃん』





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オケを用意して、マイクをセッティングして、準備万端。



なんだけど……………





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「あ〜………でもなぁ…………」





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さっきからなんの曲を歌うかまふくんが永遠と考えこんでいる。まふくんが。





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『なに？』

「どうせ歌うなら僕の曲を歌ってほしいなって思っちゃって」

『従兄妹に独占欲？ 嘘でしょ？ さすがに引くよ？』

「そんなんじゃないから！！」





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天ちゃんが初めては嫌だな〜……、なんてもんもんとしている。

言葉だけ聞くと変な意味にしかとらえられないな、私は。





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『じゃあまふくんのにしよう？ めんどくさいし』

「めんどくさいって何」

『だって絶対あげた後にやっぱあれ歌わせておけば……とか言い始めるでしょ』

「そ、それは否定できない……、」

『じゃあ悔いを残さないように、思う存分どうぞ。もう二度と歌ってみたやる気ないからね』

「そうする」









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(数時間後)



『どんな感じ？』

「ひとまずはってところかな」

『はやっ』

「終わったのはほんとにざっとしたところだけだよ。これからもっと手を加えていくし」





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まふまふ脳内お一人様会議の結果、すーぱーぬこになりたいを歌うことに。下手でもふざければ何とかなるってのが一番の決定理由。


そして歌い終わるとすぐに、ミックスする！ とまふくんは閉じこもって作業。結局仕事増やしちゃったなぁ………。休んでほしかったんだけどなぁ…………。





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『ご飯ちょうどできたけどどうする？』

「一緒に食べよっか」

『うん！』





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一緒に夜ご飯。最近ずっと忙しそうだったし、元々生活リズムがちょっとズレてることもあって久々だ。

嬉しくないわけがない。




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