《日常編》従兄妹がまふまふとか聞いてない【mfmf】

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『え、ちょっ、まふくん！？ 大丈夫！！？』





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まさかの展開すぎて頭がついてこない。


とりあえず、息しているかどうか……





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『っ！ あっつ！！ は！？ 熱やばくない！？』





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とりあえず何か冷やすものをと家中を見回す。

え、待って私この家で冷えピタとか見た記憶ないんだけど。



薬とかはあるけど、今は飲めるような状況じゃない。





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『え、え、え、どうしよ。薬局？ コンビニ！？』





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人を看病した経験なんてない。ましてやこんな重症者！！！



とりあえずここに寝かせたまんまなんてだめだからベッドに運ばなきゃいけないし、うちには何もないから買いに行かなくちゃいけない。





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『だ、誰か呼ぼう……え、誰呼ぼう、』





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まず候補にあがったのはそらるさん。家も近いしすぐきてくれるはず。




まあ、今日じゃなかったらの話だけど。


実は昨日から仙台に里帰りしてしまっていて、帰ってくるのは明日の夜。残念ながら頼れない。





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『え〜と他には…』





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うらたさん、さかたん、キヨ………



よくうちに来る人達の顔が浮かんでは消え、浮かんでは消え。




どんどんまふくんの息はあがっていくし、遅刻までのタイムリミットは迫ってくる。

いや、これはもう休んだ方がいい？ けど休んだら休んだで復活した後のまふくんにぐちぐち言われそうだし……。




ああ、頭がぐるぐると……


もう半ばやけくそで通話履歴の一番上にあった番号をタップした。





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『＿＿＿＿あ、天ちゃん！？ 今からうち来れる？ ……そう、今すぐ！！！』




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