《日常編》従兄妹がまふまふとか聞いてない【mfmf】

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-まふまふside-





『ティッシュ、ティッシュ、ティッシュ！！！！』





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４人であーだーこーだ言いながらいつも通り撮影をしていると、目の前のドアが急にバーンと開いてAが飛び込んできた。



かなり気分屋な子だけど、ちゃんと空気を読めるし本当にダメなことは絶対しないような子だから少しびっくり。

今まで仕事とか撮影の邪魔なんてしたことないのに………。しかもティッシュ？？






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坂田「どしたん？」

天月「撮影してるよ？」







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３人もそう思ったのか大の大人が仲良く固まっている。

本当に疑問しかなくてAを見つめていると、Aの手から赤い水滴がポタっと床に落ちた。





え、なんで赤いの？？







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『は、はなぢ……』

「「「「鼻血！！？」」」」






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パッとこちらに血がべっとりと付いた手が向けられる。

割とヤバいやつじゃん！！！！







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うらた「俺が箱ティッシュ持ってきちゃったから無かったのかティッシュ！！」

まふまふ「うわ〜！！ はい！ 鼻に詰めて詰めて！！」

坂田「いや詰めん方がいいんよ！ こっちおいで？」

『うん……』







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状況が分かった瞬間みんな一斉にてきぱきと動き出した。

カメラは回ったままだけどそんなこと気にしてられない。







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坂田「ちょっと上向いて」

『ぁ………』







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さかたんが手当てを始めてくれたから、大丈夫だろうと一安心。


上向いてとか、そのまま止まっておいてとか、されるがままになってるのは珍しいなとか思えるほど余裕ができた。







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坂田「え、待って止まらん！！」

まふまふ「いやその回答は予想してなかったよ！？」

坂田「いやほんとに止まらん！ でも、これ以上できることないからしばらくこのまま固まっといて」

『ああった……………(訳：分かった)』




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