《日常編》従兄妹がまふまふとか聞いてない【mfmf】

鼻血(リクエスト) ページ16

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うらた「A、ティッシュ頂戴」

『はいよー。どしたの？』

うらた「坂田が水零した。ごめんありがとう」

『ふーん』

うらた「……宿題ちゃんとやれよ」

『やってるじゃん！！！！』







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今日はまふつきうらさかの撮影。
いつものように強制的に連れてこられた私は宿題が終わっとらんということで別室でお勉強中。


わーい、Aちゃんえらーーい！！！えらいよーーーー！！！！ いい子すぎるよーーー！！！！(棒)








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『終わんねぇーー！！ 分かんねー！！ めんどくせーー！！！ うらたさんがあんなこと言うからもうやる気無くしたぁーー！！！』








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足をジタバタドタバタ
壁を挟んでいるとはいえカメラが回っているから少し控えめにだけど。


あーもう気遣いもできるなんてほんとに偉いよ。いい子だよ、私。









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そんな全力自己肯定な現実逃避タイムを過ごしていると、鼻の中でツーっと嫌な感覚がした。

あ、知ってるこれ。鼻水出てくるやつ。






箱ティッシュはさっき渡しちゃったもんだからめんどくさいけど、バックの中からポケットティッシュをいそいそと取り出した。



確かここら辺に〜………あ、あったあった







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『え、最後の一枚』








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ギリギリセーフ！と勝利を確信しながら鼻をかんだ。



さあ、私のお鼻ちゃん！ これでスッキリだね！！




と思ったのにまだなんか流れてる感じがする。うっそ、もうティッシュないよ！？


ちょっと驚きを隠せなくて、何故かふとかみ終えたティッシュをちらり。








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『…………赤いねぇ！！！？』








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あれ、鼻血だった。てことは待ってティッシュが足りない！！！




仕方がないので手で垂れてくる血をカバーしながら４人のもとまでダッシュすることにする。

撮影中だろうにごめんね！！ けど、私は服と宿題が血まみれになるのだけはなんとか避けたい！！








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『ティッシュ、ティッシュ、ティッシュ！！！！』







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