従兄妹がまふまふとか聞いてない【mfmf】

聞いてない１ ページ2

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「えっと……、ひ、久しぶり？」

『……』





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少し恥ずかしそうに微笑みかけてくる白髪の高身長な細身イケメン。





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『………だ、だれ、誰ですか……』

「え！？」







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母「着いたわよ〜、降りなさい」

『はーい………え、？』





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促されるがままにお父さんの運転する車から降りると、広がっていたのは見慣れない住宅街。


そして目の前にそびえ立ついかにも高級ですと言わんばかりのマンション。





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母「行くわよ」

『え、ちょっ、は！？』

父「置いてくぞ〜」

『待って、待って！！！』





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困惑している娘なんてお構いなしにスタスタとエントランスに消えていく両親を慌てて追いかけた。


前に来たことがあるのか手慣れた手つきでインターホンを操作するママ。なんか非現実的……。





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母「幸せ者ね〜、A。これからあなたここに住むのよ」

『えぇ……う、うん、？』






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なぜこんなことになっているのか。

事の発端は約２ヶ月前にまで遡る。




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