黒薔薇の乙女【1】 (ページ6)

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邪魔です。R side ページ6

涼介「A～！！！ただいまーっ！………って、えぇ？！」

レイ「うわっ、マジで来たよ」

『やっぱり？なんかそんな気がしてた(笑)』

今の状況…
やっと撮影が終わって、Aに会える！って浮かれてAの家に来たら、なぜか春日さんも居て…

春日さんは、すっごいニヤニヤしながらこっち見てて…

レイ「顔に出過ぎ(笑)明らかにあたしのこと邪魔だって思ったでしょ？」

涼介「あ、いや、、、、あはは」

『なんかよくわかんないけど、今日は涼ちゃん来るなって思ったの。しかも危険な匂いプンプンさせて…。だから、レイちゃんに来てもらったー』

危険な匂い…？あぁ、アハンウフン的なやつ？

ちょっとAったら鋭すぎる…

レイ「ぎゃははははっ！！！！
山田くん、すっげー不機嫌w」

涼介「べ、別に…」

レイ「まぁまぁ、今日はあたしのおかげで Aの手料理食べれるわけだし、機嫌直しなって」

て、て、て、手料理？！

大ちゃんは、今までにもAの手料理食べたことあったみたいだけど、俺はいつも作る側で…前に１回作ってって強請ったら、「涼ちゃんの方が上手だから嫌だ」ってスッパリキッパリ断られた記憶が…

でも、今日は夢にも見たAの手料理が食べれるって？！

涼介「春日様！ありがとうございます！！」

レイ「え…っと、、、(手料理くらいで大袈裟だな…)」

来てよかったな、マジで♩

レイ「ねーねー、ずーっと気になってたんだけどね
聞いちゃってもいいかなー？」

涼介「どうぞどうぞ」

俺の返事にニヤリと笑う春日さん。

レイ「ぶっちゃけさ、Aの事は
ラブorライク？」

涼介「へ…？」

『ちょっとレイちゃん！！なんつー質問してんの？
それ以上変な質問したら、ハンバーグは肉抜きだかんね！』

レイ「つまり玉ねぎのみじん切りを丸めたものを食えと…？」

『嫌なら少し黙っ…「ラブでしょ、普通に」
……………………………………は？涼ちゃん…？』

涼介「だってAは、未来の奥さんだもん」

悪いけど、A以外は考えらんないからね？

『涼ちゃんのバカ！！私にも拒否権ってもんがあるから！』

涼介「そんなのしーらない、あっ！俺も料理手伝おうか？」

『バカッ！こっち来んな！！くっつくな！！ちょっ/// どこ触っとんじゃボケ！！』

あの時からずっと変わらない俺の気持ち。
誰にも邪魔させねーし。

レイ「つまり超ラブラブってわけね」

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