面倒見のいい女 Rei side ページ21
『寝るの早っ!(笑)』
今日やる作業を終えたところで、電話を始めたA。
最初は、山田くんかな?多分(笑)
で、次に有岡くんにかけたんだと思う。
毎日マメに電話したり、わがまま聞いたり
Aは、本当に面倒見がいいと思う。
あたしのご飯も作ってくれるし←
レイ「ねぇ、そんだけマメに連絡とって
増してや、相手には毎日のように告白されてるんでしょ?…付き合わないの?ってか、ぶっちゃけ 本気で好きな人とか居ないの?」
この際だし、気になってたことを全部聞いてみた。
『付き合うとかは、まだ考えてないかなぁ…
今は、仕事のことで頭いっぱいだし(笑)』
レイ「でも、山田くんも有岡くんも…それだけじゃない。Aは、皆んなにマメだし優しいし…相手の気持ち知ってて、ずーっとこのまま放置はできないでしょ?」
『わかってるよ…でも、他のこと考えるくらいなら、メンバーのこととか、今後の私たちのこととか…そーゆうの考えたいから。だから、しばらくは恋しないよ』
自分のことじゃなくて、まずは あたし達のことを1番に考える。
Aらしいと思う。
黒い薔薇を刻んだあの日、Aが言ったのは
がんばろうね!でもなく
たのしみだね!でもなかった。
他の5人が、そうやって言っている中
Aは、強く熱い目をしてただ一言
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『何があっても、皆んなのことは 私が護るから』
そうやって言ったんだ。
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レイ「ま、Aに彼氏とかできたら、あたしが遠慮しなきゃいけなくなるから、嫌なんだけどね〜」
『しないくせに、遠慮なんて(笑)』
レイ「しなーい(笑)つか、まず Aの彼氏になる前に、ウチらが品定めするし」
『ウチらって…りあとかダメ出し酷そうだから やめて(笑)』
誰よりもメンバー思いで、誰よりも優しいAだから…
あの日から密かに決めてるの。
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Aのことは、あたしが護ろうって。
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琥珀 - すごく好きだった作品が急に完結なっていてショックだったので、またこうやってこの小説を読めるのが嬉しい限りです…!お体に気をつけて頑張ってください…! (2018年12月28日 22時) (レス) id: 3620e40040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優蘭 | 作成日時:2018年10月18日 1時