切らないで? D side ページ20
〔大ちゃ〜ん♡〕
大貴「Aーーーっ!!もうっ!俺…寂しさの限界」
旅行に行ってから、毎日連絡をくれるA。
と言っても…まだ3日目だけど。
〔まだ3日なのに限界なの?(笑)〕
大貴「俺は、最低でも2日に1回は Aにぎゅーってしてもらわないとダメな病なの!!」
〔なにそれ、大ちゃん可愛すぎる!〕
冗談だと思ってるでしょ?
これ、本気だから。
そろそろ魂抜けて真っ白になりそうだかんね?(笑)
大貴「Aとのデートどこ行くか考えて、なんとか生きてる…」
〔もぉ!大袈裟(笑)で?どこ行くの?〕
大貴「まずは ランドデート!頭にキャラの被りもんして、チュロス食べたり〜、あっ!ちゃんと手繋いでデートだから!絶対に離しちゃダメ!!!」
〔ランドかぁ!ビックサンダーマウンテン乗りたい!〕
大貴「とにかく、ランドでAとデートは 決定事項。でね、その日はランドのホテルに泊まってぇ…」
〔大ちゃん…?変なこと…考えてないよね?〕
考えてないわけない。
あわよくば…とかちょっと思ってるし…
そんなこと言ったら、デートしてもらえなくなりそうだから 言わないけど。
大貴「考えてないもん!ホテル泊まって、次の日はシーに行こうと思ってるだけ…」
〔おっ!シーの方がジェットコースター系多いから好き(笑)〕
大貴「へへへ、楽しみだなぁ♡」
〔なんか今日の大ちゃん 可愛すぎる(笑)〕
もっと甘えたい。今すぐぎゅーってしてほしい。
でも 電話じゃ限界があって…
大貴「A…寂しい…うぅ…。」
〔えぇっ?!泣いてるの?〕
大貴「泣いてないもん…」
〔ってゆうか、大ちゃんそろそろ寝なきゃでしょ?明日も早いみたいだし〕
大貴「うん…」
〔じゃあ、そろそろ切るね?〕
嫌だ…切っちゃ嫌だ。
今電話切ったら、俺…寂しさで泣いちゃいそう。
大貴「切っちゃ…いや」
〔でも、寝なきゃでしょ?〕
大貴「A…」
・
・
・
〔もう!しょうがないなぁ…寝るまで切らないで待っててあげる(笑)〕
大貴「ほんとに?」
〔ほんとーに〕
大貴「A大好き!」
〔………っ///バカ〕
大貴「おやすみ♡」
〔おやすみ〜〕
クスクス笑ってるAの声を聞きながら
俺は、ゆっくりと意識を手放した。
目が覚めたら2週間たってたらいいのに(笑)
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琥珀 - すごく好きだった作品が急に完結なっていてショックだったので、またこうやってこの小説を読めるのが嬉しい限りです…!お体に気をつけて頑張ってください…! (2018年12月28日 22時) (レス) id: 3620e40040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優蘭 | 作成日時:2018年10月18日 1時