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少しでも R side ページ19

Aがイギリスに旅立って1日が経った。


電話するとか言ったくせに、してこねぇし…。



今日も朝から仕事だった俺は、日付が変わる少し前に やっとスタジオを出ることができた。


そして、向かう先は 家じゃなくて…





















涼介「バカA…」


少しでもAを身近に感じたくて、俺は Aの家に来ている。


あーあー、今頃楽しんでんのかなぁ?




















涼介「マジさ…早く帰ってきて…」




ソファの上で クッションを抱えている俺。



大きく息をすれば、Aの香りがいっぱいで
少しは気がまぎれるかな?なんて思ってた。

でも、息をするたびに辛くなる。





…会いたい。今すぐに会いたい。




考えれば考えるほど感情がこみ上げてきて





ヤバ、、、泣きそう。





__Pi Pi Pi Pi Pi





誰だよ。こんな時に…




涼介「…もしもし」


〔涼ちゃん…?なんかあったの?〕





え……?





涼介「A?!」


〔そう…だけど〕




確認せずに出たから、誰か見てなかった…。




〔泣いてたでしょ?何かあった?〕


涼介「あ、いや…」


〔今は、電話しない方がよかったかな…?〕




また掛け直すね。ってAは電話を切ろうとする。


ダメダメダメダメ!!切ったらダメだし!!!




涼介「ダメっ!!」


〔へ……?〕


涼介「せっかくAの声聞けたのに!」


〔涼ちゃん?!〕


涼介「今、Aの家にいる…もう俺…寂しくって死にそう…Aのバカ」


〔涼ちゃん…。ふふふっ。バカだなぁ涼ちゃんは〕


涼介「俺を置いて行ったAが悪いの!!」


〔じゃあ、今度一緒に旅行いこっか(笑)〕


涼介「え?!」




Aと一緒に旅行?!


2人っきりで旅行…




涼介「うへへ、、、、、」


〔…今、変なこと考えたでしょ……〕


涼介「考えてない!………とは言わない。」


〔もうっ!涼ちゃんのバカ。………あ、レイちゃんが呼んでるから切るね?〕


涼介「…うん」




寂しい…ダメだ。俺…Aが居ないと
本当にダメな奴…。




〔涼ちゃん…〕





















〔実は、私もちょっと寂しかったんだよね〜…涼ちゃんの声…聞けてよかった!…じゃあ、バイバイっ!!〕




涼介「…//////」




何それ。反則…




これ以上好きになったら


俺、Aなしじゃ 息もできなくなりそう…。





.

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琥珀 - すごく好きだった作品が急に完結なっていてショックだったので、またこうやってこの小説を読めるのが嬉しい限りです…!お体に気をつけて頑張ってください…! (2018年12月28日 22時) (レス) id: 3620e40040 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優蘭 | 作成日時:2018年10月18日 1時

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