黒薔薇の乙女【1】 (ページ17)

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ここは、私の家ですページ17

明日からオフだーーーーっ！！

って、ルンルン気分で今日最後の仕事を終わらせて帰ってきたら…

『最近毎日じゃない？2人とも…』

涼介「おかえり♡」

大貴「A～♡おかえり！」

レイ「あ、おっつー」

レイちゃんに至っては、住み着いてる。

『レイちゃんさ、この家の2階下が自宅なんだから戻ればいいのに…何で毎日私の家なの？』

レイ「だってAはご飯作ってくれるから」

『私は飯炊きババァか！！』

レイ「でも、今日は山田くんが作ってくれた。Aのもあるよー」

『マジで？ラッキー♡』

涼ちゃんは、本当に料理が上手。

なんか私が女として自信なくすくらいに…。

『おぉっ！ビーフシチュー！！いっただっきまーす』

涼介「どう？おいしい？」

『涼ちゃん…………嫁においで。』

涼介「んふふ～結婚式いつにする？」

『もう！そこは、旦那でしょ！ってツッコンでよ！！はい、結婚式もしない！！』

大貴「なんかA、いつもより機嫌いいね(笑)」

わかっちゃう？わかっちゃうかー(笑)

だーってね、明日からオフだよ？

それに…

レイ「あ、忘れてた。チケット取りに行ってきた。はい、これ」

『ありがと！…ふふふ～楽しみだなぁ♡

久々のロンドン♡』

……………………………。

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涼/大「「ロンドン？！」」

『うん、ロンドン！イギリスだよ♡』

涼介「行くの？いつ？いつまで？！」

レイ「明後日から、予定では2週間くらいかなぁ」

大貴「春日さんも一緒なの？！」

『うん。だって、2人だけの完璧プライベート旅行だし』

今回のオフは、レイちゃんも許可が下りたらしくて
久々に2人で旅行に行くの！！ほんっっっとに楽しみだなぁ♡

涼介「2週間もAに会えない…」

大貴「俺…生きていけるかな…？」

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レイ「行く前に、あの屍2体どうにかしといてよね」

『…はい。』

本当…世話がやける甘えん坊たちだわ。

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