いたジャン6 D side ページ14
運ばれてきたパフェには驚いたし
それを、かなりのハイペースで食べるAと春日さんにも驚いた。
まだ、もう一軒あるからと
スタッフさんは、Aたちが食べるのを止めて
俺たちにゲームをやらせるし…つか、見たいだけじゃん?ゲームしてんのを…
フードファイターの人が来て、全部食べてくれて…
うん、でも そんなのどうでもよくて
さっきから俺がずっと気になってるのは、Aと山田。
アイス食べてる最中もずーーーーっとテーブルの下で手繋いでんの。なんなの?マジでできてんの?
侑李「大ちゃん。貧乏ゆすりヤバイから」
大貴「…だってー、あれ……」
正直言って、山田のくっつき虫は日常茶飯事。
今更 こんなこと気にする必要はないんだけど…
あの雑誌…あの雑誌で ¨山田さんが一歩前進?¨ なんて書いてあったから…やっぱり不安ってゆーか、悔しいってゆーか。
負けたくないわけ。こればっかりはね。
『だーいちゃん!ボーッとしてどうしたの?』
大貴「えっ?あ、もう移動?あれ?山田は?」
『うん!次はなんだろうね?(笑)涼ちゃんなら、スタッフさんと話ししながら先に行っちゃったよ』
大貴「A…まだ食えるの?」
『いけるかなー(笑)でも、お酒飲みたいだけかもw』
そういえば、パフェ食べてる時もワインめちゃめちゃ飲んでたっけ…
すげーな…
大貴「A〜」
今なら山田いないし、目一杯Aをぎゅーっと抱きしめた。
『もう!大ちゃんなんか甘えん坊だね(笑)』
大貴「Aにだけだもん」
『//////こっ、こらっ!!なに言ってんの?』
大貴「今日 いろいろ食べたけど、やっぱり Aのつくるオムライスが1番美味しい」
『ふふふ、ありがとう。今度家に来たら また作ってあげるね』
にっこり笑いながらそう言うAに、また好きが増えて…溢れそうになる気持ちを必死に抑えた。
・
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・
「あの〜…早く移動を…」
『「ごっ、ごめんなさい!!!」』
どのくらいAを抱きしめてたんだろうか。
スタッフさんが呼びに来てくれなかったら、俺はどうしてたのだろうか…。
どれもこれも、山田がAとイチャついたのが悪いんだ!
ってことにして、車に乗り込んですぐ 山田の脇腹に くすぐり攻撃をしかけてやった。
レイ「………………ガキ。」
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琥珀 - すごく好きだった作品が急に完結なっていてショックだったので、またこうやってこの小説を読めるのが嬉しい限りです…!お体に気をつけて頑張ってください…! (2018年12月28日 22時) (レス) id: 3620e40040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優蘭 | 作成日時:2018年10月18日 1時