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「かっ…かっこいい…」
ステージで踊る君は誰よりも美しく見えた
背は小さいのに大きく見えた
私みたいな自信がない臆病者にとって彼は遠い遠い存在のようにも見えた。
こんな気持ち初めてで、自分でもよく分からないけど
彼を見ていると
頬に涙が伝った
優 「A!どうしたの?泣いてるよ?」
「え…うそ…あぁ…ほんとだ」
私は急いで涙を拭き、優奈に微笑んで大丈夫と言った
優奈は心配そうにこっちを見てたけど、なにもないならいいけど…と言いステージに顔を向けた
こんなことあるんだね
誰かを見て涙が出るなんて
初めてだ
そして久しぶりに涙を流した
私、あれ以来泣いてないからな…
あの…事件…以来…
ああああ!!! 嫌な過去は思い出さない!
今は楽しむ!
enjoy!enjoy!
そんなことを思ってるうちにもう終盤
楽しかった時間はあっという間に過ぎるってこういう時に使うんだな
ほんとに楽しかった
メンバー1人1人の挨拶がおわり、アンコールも今終わった
優 「はぁ〜もう幸せすぎて。」
「すごいね…ほんとに」
優 「やっぱりJUMPさいこー!!」
と言い優奈は勢いよく手を上げた
優 「あ!A さっき泣いてたけど、何かあったの?」
「あああ、!!!」
優 「めっちゃ心配したんだけど」
「ごめん…あの…なんて言うかその…」
「 知念くんの踊りとか姿みてたら…感動しちゃって」
優 「…お!?まさか、A知念くんに…一目惚れか!?」
え…これってそうゆうこと…かな?
私、今日、知念くんに一目惚れしました…?
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作者名:癒雨梨 | 作成日時:2019年2月8日 14時