. ページ36
「…え？…」
それは、何もしてこなかった男の人からの言葉だった
思いがけないことに私は動揺した
そして、それに続くかのように
男の人達は
男1 「無理矢理、抱いてごめん」
男2「聖夜がいる前では、あぁするしかなかったんだ、」
男3「俺達はお前を助けるために来たんだ」
「え？…でも…お金…」
男1 「あぁ、あのぐらいどうだっていい」
「…じゃ…どうして？…助けてくれるの？」
男2「聖夜がしてることは間違ってる。そう思ったからだ、聖夜は昔からあぁだから…俺達もついていけなくなったんだよ…あいつのしてることに…」
男3「もっと本当は早く助けたかったが、あいつもあいつで、Aちゃんのこと気に入ってたんだと思う。だから、他の女はすぐ、金で売ってきたが、Aちゃんだけは、1年も待った｣
「そ…なの…」
この男の人たちの表情を見るからに、ほんとにそう思ってるんだ、そう思った
そして、少し会話をして、ようやく彼らの名前がわかった
3人はもう一度、" ごめん " そう言ってきた
別に彼らは悪くないのだから、
むしろ、私は感謝しないと
「謝らないで…本当にありがと…」
そして
私は彼らに聞いた
「ねぇ…私は、ほんとに。にげていいのかな…？｣
少し震えた声だったがきちんと聞いた
何故かわからないが、逃げちゃダメなきがして仕方なかった…
聖夜から逃げちゃダメ
そんな気がして…
咲夜「Aちゃん…お願い、逃げて｣
隴「Aちゃんは被害者だ…聖夜の…｣
隴「だから、いまは、依存しちゃってるかもしれないでも、いつかは、その呪縛から開放される…だから！！…お願い……聖夜から。逃げてくれ｣
依存か…
他人にはっきり言われたのはこれが初めてだ…
「ははは…私も…そう思う…」
でも…
私はようやく正気に戻った
聖夜は最低な人間なんだ
彼から逃げなきゃ
私が壊れる
彼に私の人生を差し出したくない
そう思い、私は3人にお願いした
「ねぇ…お願い…私を逃がして」
そう言うと、彼らは、色々準備してくれた
聖夜からの連絡を3人は無視して、
私を逃がすために、お金、服、携帯、何もかも準備してくれた
そして、1ヶ月後…
何とか、聖夜に見つからずに、
兵庫から…東京に…
逃げてきた…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 112人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：癒雨梨 | 作成日時：2019年2月8日 14時
