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知念side
やっと僕のsideだよ。みんな待ちくたびれたでしょ？
って僕誰に聞いてんのさ
今の状況が知りたいって？
なんかお腹あたりが重い.…って
A！！！！？？？？
何寝てんのこの子
看病しに来たんだよね？
「はぁ…ったく…」
と、言いながらも毛布掛けてあげる僕は優男だね
でもね、Aさん
女の子が男の部屋で寝るって無防備すぎない？
襲われちゃうよ？
まぁ僕はそんな事しないから
ｼﾞｰｰｰｰｰｰ
「…寝顔…かわいい…｣
「って僕のバカ。何考えてんの…この子は涼介の彼女…」
だめだめだめ
抑えてた気持ちが爆発しそう
好きなのに
こんなに近くに居るのに
遠い存在の君
「はぁ…」
僕がもうちょと積極性があったらな.…
なんて思ってももう遅い
そんなこと分かってる
でもね
考えちゃうんだ
いつも
ずっと君とは会ってなかったのに
頭の中は君で支配されたかのような感じで
ほんとため息が出ちゃう
" 恋 " なんてひさしぶりにした
もちろんジャニーズだから、駄目なのもしってる
僕にはたくさんのファンがいることも
その子達を悲しませたくない
幸せにしたい
でも、" 目の前にいる君を幸せにしたい "
この気持ちが勝っちゃうんだよね
ねぇ
A
はやく…
はやく…
「僕のものにならないかな」
お願い。これは独り言として受け取って
こんなこと考えてる僕は重症かな
あぁもう寝る
寝る
寝て忘れられたらいいのに
こんな僕の独り言を君が聞いてるなんて知らずに僕はもう一度目を閉じた
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作者名：癒雨梨 | 作成日時：2019年2月8日 14時
