気持ちの変化 ページ14
知念side
はぁ〜
僕今日はどこかおかしいのかな…
Aを褒めるだなんて…
あれは、無意識にでたんだよ…
なんか、" あの話 " 聞いてから、僕おかしい
あ、" あの話 " って言うのは
昨日涼介が僕に言ってきた話
昨日
山 「なぁ知念」
「どうしたの涼介」
妙に緊張している涼介
そして言葉にしたのが
山 「…俺好きになった」
ん?それは言葉足らずじゃない?
まぁ、予想はついているけど
僕は聞いた
「ん?なにを?」
山 「その…Aの…こと.」
あぁ…予想的中
「そーなんだ。」
山 「知念には言っときたくて…」
「うん、涼介頑張ってね?僕応援する!」
そうは言ったものの
なんか、胸がざわざわする
涼介はパッと花が咲くように笑って
山 「ありがと!知念!やっぱお前に言ってよかった〜」
僕は作り笑いをして
「上手くいくといいね」
って言った。
山 「うん!頑張るよ!」
そう言って涼介は撮影に向かった
その時から涼介の言葉が頭から離れない
" …俺好きになった "
なんだろ、何故かわからないけど胸がざわざわする
このザワザワはなに?
僕は涼介を応援するよ?
そうだよ、
きっと
Aだって涼介のことが好きだ
そんなことを思いながら僕も仕事へ向かった
そして、今にあたる
大貴とAと僕とで
今ゲームしてる
A楽しそう
僕は、Aの笑顔が好きだな…
いろんな表情を僕に見せてくれる
怒った顔や
拗ねた顔
ぷくって顔を膨らましてる顔とか
悲しそうな顔
笑顔や
変顔や
あとそれから…
って
僕ももう自分がAに抱いている気持ちは知ってる
でも
こんなこと思ったってもう遅い
僕は涼介に " 応援する " って言ったんだから、
そう。
この気持ちは蓋を閉じないと…
この日から僕はAと会うのを控えた
それと打って変わって、涼介はこの日からよくA
と会うようになった
この時、自分の気持ちに正直になっていたら、なにか変わっていましたか??
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作者名:癒雨梨 | 作成日時:2019年2月8日 14時