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縛る ページ5

あの子の手を縛り

視界を奪い

後ろから抱きしめ

耳元でそっとささやく

答えに出るのは

全て私の名で

私は満足気にうなずいた後

あの子の白い首筋に噛みつく

切らないように気をつけながら

何度も何度も角度を変えて

優しく噛み続ける

しだいに赤い歯形が残り

あの子が頬を染めながら

「もっと」と求めてくる

縛って

縛って

縛って

私だけに縛りつけて

決して逃がさない

こうしている間にも

ほら


あの子の頭は私でいっぱいなの

結局→←消去



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作者名:らあゆ。 | 作成日時:2018年7月27日 22時

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