キミと暮らしたら。【K.N×S.S】２

▼お酒(S.S) ページ3

(けんしょり逆転)


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｢ たらいま、しょり〜 ｣




22時。



いつもより帰りの遅い健人くんは、飲み会帰り。




予想はしてたけど、べろべろ。




気をつけてって言ったんだけどなぁ...。



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｢ えと、弟くんかな？ こいつ、頼める？ ｣



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｢ あ、大丈夫です。ありがとうございます ｣



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運んできてくれた方にぺこっと頭を下げ、扉を閉める。



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｢ んふふ〜 しょーり〜 ｣



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さっきからべたべたくっついてくる健人くん。




...それはいつもか。



目がとろんとしてて、呂律も回ってなくて、体が熱い。




んんっ、えr((




俺の前ではいつも大人の健人くんが子供みたいに甘えてて。




不覚にもかわいいなー、なんて思っちゃう。




｢ けんとくん、お風呂入る？ ｣


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｢ しょーり一緒に入ってくれるんならぁ〜 ｣



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...だめだこりゃ。



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｢ しょーり、ちゅー ｣



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｢ ちょ、けんとくん ｣



抱きつかれ、キスをされる。




抱きついてきた健人くんのシャツは前がはだけていて。




だぁーっ、もう。いくら彼女ポジションとはいえ、俺だって男なのになぁ。




｢ けんとくん、吐いたりしない？ ｣



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｢ んー、だいじょぶ〜 ｣



｢ そんなことよりさぁ ｣



｢ しょーり、ベッドいこ〜... ｣



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なんですかそれ、お誘いですか。



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｢ しょり、しょり、ちゅー ｣



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｢ さっきした、 ｣



冷たいかもしれないけど、こっちだって理性保つの大変なんだからね!?




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｢ むぅ〜っ しょーりのけちっ ｣



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そんなこと言われてもなぁ



今のあなた色気むんむんでやばいんですよ...




｢ もう寝よっか？ ｣



そうでもしないと俺が耐えられそうにないよ、笑



それなのに...



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｢ やぁーだ、もっとしょーりといちゃいちゃする〜 ｣



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なんて、今の状況からすればあっちの方向にしか考えがいかなくなるような発言。




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今夜は逆転だ、健人くんのこと寝かせないもんねーっ



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