大切な人 (ページ8) - 小説/夢小説

今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:14,892 hit

7 ページ8

相澤side

「元彼と同じ職場」

そういえば、そんなことを療治さんがオールマイトさんに言っていたなと雄英に到着後俺は考えていた。

まず、何故オールマイトさんと知り合いなんだよ。
なんて柄にもなく少し苛立っていた。

いや、なんで俺がこんなことで腹を立てて、気にしているんだ…

だが、そこまで俺も鈍感天然ではない。
この気持ちが分からない訳では無い。

多分、あいつに恋をしているんだな。

初めて会ったのは、数日前で俺が包帯でミイラ状態になっていた時だったが、あいつの笑顔に惚れたのかもしれないな……

あんなに、ヒーローは恋愛するもんじゃないとかほざいていたのにな笑

でも、きっと俺はあの笑顔に惚れたんだと思う。
初めてだ。
いわゆる一目惚れというやつだな。柄にもない。

これからの道のりは長くなりそうだな。

無愛想な態度を取り続けていたからな。

過去の自分に嫌気が指す。

でも、絶対に惚れさせてみせるからな。