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．
「明日香ちゃん〜」
わたしは明日香ちゃんに指定された場所に来ていた。
空き教室に入ってみるも、明日香ちゃんの姿は見えない。
ってか、ほんとに使われてないのね……
机はホコリ被ってるし、カーテンは破れてるし、窓は割れてるところもあるし、クモの巣はってるし……
それに、寒い……
「……お化け屋敷かよ」
外の景色を見ようと窓側に近寄った時だった。
突然、扉がしまった。
「えっ…………」
わたしは慌てて扉に駆け寄り、開けるけど、びくともしない。
「な、なに…………」
ポルターガイスト……？
え、無理…………どうしよう……
ぎゅうっとスカートの裾を握って心を安定させる。
…怖くない……怖くない
と、とりあえず、明日香ちゃん来てくれると思うし、待とう。
＊
昼休みが終わっても、教科担当の先生が入ってこないため、俺は零と喋っていた。
「そういやさ、Aちゃんどうしたんだろうね」
「保健室じゃないのか？」
隣の席のAちゃんが昼休みが終わっても帰ってこない。
零の言う通り、保健室の可能があるかもしれない。
けど、俺はなんだか胸騒ぎがした。
ガラガラと音を立てて教室のドアが開いた。
入ってきたのは、教科担当の先生ではなく、別の先生。
……自習か？
なんて思ってたら、案の定、先生は自習だから。と一言言って教室を出ていった。
「ねえ！諸伏！」
零と喋っていると、慌てた様子でやってきた真壁さん。
なんだろう……
「A知らない？」
「知らないけど……真壁さん達は何も知らないの？」
「保健室にいるんじゃないか」
「保健室は違うよ、降谷」
「なんでそんなこと断定できるんだよ」
「Aがお昼休みに呼び出しされたから行ってくるって言ってたから」
真壁さんがたらりと汗を流してそう言った。
真壁さんの隣にいる若菜さんはうんうんと頷いている。
「……俺、探しに行ってくるわ」
呼び出しされて戻ってこないのは、Aちゃんに何かあったから。
倒れてるとか？それとも、閉じ込められてるとか。
俺は何か言ってる三人を無視して教室を出た。
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キャラメル(プロフ) - 完結おめでとうございます！！もう大好きです!新作たのしんできますっ！これからも頑張ってください(^^♪ (2020年6月5日 18時) (
レス) id: b8ac5a9a04 (このIDを非表示/違反報告)
よる - 完結お疲れ様ですっ！では新作行ってきます！！ (2020年6月3日 23時) (レス) id: e10e6d9ba2 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - うわぁぁあ！！諸伏endお疲れ様です！！とても面白くてドキドキしました！推しが尊い！他の作品と応援しています！ (2020年6月2日 22時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
天雪(プロフ) - うぉぉ！諸伏endおめでとうございます！ほかの作品も応援してます！ (2020年6月2日 22時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
スコッチ - おんなじパスワードで小説を作りたいんですけどどうすればいいですか (2020年5月27日 1時) (レス) id: 38b46500a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜凛 | 作成日時：2020年5月17日 20時
