ツンデレ上司のおとしかたいち (ページ45)

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杉沢「んぅ、疲れた。やっぱ歳だわ」

末澤「まだ20代やで、自信持ちや」

杉沢「えすき。なにそのイケメン発言。愛してる。」

末澤「はいはい、俺も大好き。」

確かに今日は色んなとこへ行ったな。

仕事もこなして海で遊んで、疲れたというのも無理ない。

それでも、夜ご飯の懐石料理を俺の分まで横取りする。

なんつーわがまま姫。まあ美味しそうに食べとったからええけど。

部屋に戻って、風呂に入って一息。

もう見慣れたすっぴんも、風呂上がりのシャンプーの匂いも

全てが俺をその気にさせる。

もう1ヶ月経ったで？手出してもええねんな？

俺は腹を括って、おもむろに立ち上がった。

末澤「なぁ、ちょっとええ？」

杉沢「なぁに？」

末澤「俺な、本当は最初の泊まりからずーーっと我慢してん。」

　「その風呂上がりの無防備なとこ見せられたらたまったもんやないもん」

　「あん時はまだ初日やったから黙ってたけど」

　「もう歯止めも効かんから、襲ってええ？」

杉沢「 ……なにそれ、はっきり言わんでよ、照れるじゃん」

　「お手柔らかに、お願い、します……？」

末澤「ん、そこは大丈夫やから。」

ソファに座っていた彼女をひょいと抱き上げ、ベッドへ向かった。

理性持ってって言うたけど、呆気なかったな。(笑)