・ ページ22
・
末澤 「 あぁ、どっちから風呂はいる？ 」
杉沢 「 誠也が先でいいよ？私長いし 」
末澤 「 ほんま？なら失礼するな 」
杉沢 「 はいはぁい 」
…というのは口実で。私杉沢、プチ考え事。
彼氏のお家に来たってことは、そういうコトもするのかな……！？
その……あれ。夜に、ねぇ、、
それとも私の考えすぎ？まあ昨日の今日だぞ、私。
いくらなんでも急展開すぎる。
顔に出さないようにしてるけどやっぱり気になる……
そんなこんなしている間にも、夜は深まっていって。
窓の外には、きらきらと輝く星たちが、私を見守っていた。
・
末澤 「 ん、あがった 」
杉沢 「 じゃあちょいと失礼 」
末澤 「 はぁい 」
お風呂場に行くと、私と偶然同じ種類のシャンプーが置いてあった。
ほんとに偶然か、それとも必然か。
どっちであっても嬉しいなぁ、ってついついニヤケちゃう。
全部済ませて、湯船に浸かれば、どっと一日の疲れが迫ってきた。
今日も頑張ったなぁ、私。と心の中で拍手を送った。
・
杉沢 「 ただいま 」
末澤 「 おかえり、ってなにしとん 」
杉沢 「 何って顔を隠してますね 」
末澤 「 いやなんでなん(笑) 」
杉沢 「 すっぴん見られたくないからに決まってるでしょうが 」
末澤 「 俺はどんなAでも好きやけど？ 」
杉沢 「 はあ……分かったよ、はい。 」
末澤 「 …… 」
あーやらかした？
末澤 「 俺、そっちの方が、すき 」
……もうどうしよう。さっきからきゅんきゅんしっぱなしだよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 197人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鈴川ゆら | 作成日時：2023年1月20日 21時
