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じゅうさん ページ13
『___あれ、どこだここ』
「私の部屋です」
『いまとてもビックリしました』
「真顔でそういわれましても
__謝って許されることではありませんが」
『ころして、くれなかったんですね』
「死ぬのが怖くないんですか」
夢の中で見たかなめが彼女なら
『___怖いよ、こわいけど
私は汚れているから』
綺麗な神気を持っているのに
綺麗な心を持っているのに
回りがそれを隠した
だから彼女は気付けなかった
「私、どうかしてました
でもあなたもどうかしてると思うんです
かなめさん___」
『__なぜ、です？』
「私は、貴方を知ってる人にはなれませんか？」
『___はは、うえが』
そういって泣いてしまった彼女のを抱き締めて
むねポケットから落ちたペンを拾った
「書いておけば、誰も忘れませんよ」
インクの入った黒ペンを押した
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作者名：ハレー彗星 | 作成日時：2018年3月15日 22時
