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ジュウキュウ ページ11

「貴方が憎い__!私たちのことを知らないくせに
へらへらと笑っていて!」

静かに怒りを含め言葉をならべる



「おられた痛みも!目の前で仲間が消える悲しみが!」

さした刀を抜かぬまま一期一振は話した





指されらた刀を彼女は握った









『鉄の塊のお前に、何がわかるんだ!!』

彼女は泣いていた


『傷がなおるのがどれだけ怖いのか、
私をしる人が誰もいなくなって自分がわからなくなるんだ!』

『お前の刀を憎い相手を消すためか?
弟たちを守るためじゃないのか







.









しってかりしてよ、お兄ちゃんでしょ』



「わ、私は__私は!」


言葉をうまく口に出せない一期が刀を抜いて
手から離した


「違う__守りたかった
でも守れなかった


それが、怖かったんです」





向かい合う形になる


そのとき後ろのふすまが少し空いた






そのとき二人とも意識を落とした






__無理をするものよ__

十二→←じゅう



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作者名:ハレー彗星 | 作成日時:2018年3月15日 22時

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