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ニワ ページ2

いつもなら絶対に差し込まない光が顔に当たる感覚を得て少女は物凄い勢いで起き上がる



『は?え?どこだよ、ここ』

見たことない和室と敷き布団






唖然とした顔のまま辺りを見渡すと
シャツが二つスカートとズボンがひとつずつ

そして巫女服が二着づつ


そして少し積み上がった資料


浴衣のような緩い服のまま布団から即座にてを伸ばしさっと資料を見る



『__チッ』

舌打ちをひとつ


どうやら審神者になったらしい
言い方が気になると思ったらと髪をとかしながら整える








昨日のながったらしい説明通りなら
ここは所謂ブラック本丸と言うところらしい

シャツとスカート

胸ポケットにインクのないペンを入れてふすまを開ける




人の気配に気づきながら
資料に書いてあった見取り図を思いだし大広間へ向かう









躊躇なく扉を開けて笑顔を作る



『お初にお目にかかります
本日から政府のものからの申し出がありました故審神者を全うさせていただきます
Aと申します』

頭を深く下げ言葉を並べる



しんとするなか一人の刀剣男士が声を出す

「ああ、よろしく頼む
顔をあげよ」




淡白な笑顔を張り付けた少女は
ゆっくりと顔をあげた


その少女に刀剣男士の一部が動揺をみせる







少女は鮮やかで清らかな暖かい神気を
放っているにも関わらず

少女の笑顔の奥には
数えきれない感情が秘められていた




嫌悪 罪悪感 戒め 狂喜
ぐるぐるとさまざまな感情が廻る

そしてほんの少しの"期待"が込められていた



話しかけた男

三日月宗近は一瞬口をつぐんだ





アホでも真面目でもクズでもない

どの種類にも分類される人間が空間に入り
不気味な風が吹いた



『私は外へ向かいますので

失礼します』

一礼して部屋を出た少女の気配が消えたあと
それぞれが喋り出す



「燭台切、夕餉に毒は盛るな」

三日月がそういい放ち燭台切は了承した



一期だけはAに対して嫌悪の感情をだいた







しかし嫌悪や怒りをだいたのは一期一振のみだった


他のものは、なにも感じることができなかった
あるいは、他の感情をだいたのかもしれない

サンワ→←イチワ



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作者名:ハレー彗星 | 作成日時:2018年3月15日 22時

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