you ページ25
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しばらく休んだ後、ユンギさんは帰る、と一言いった。
私とオーナーは送っていこうかとか、もう少し休めばとかいろいろと提案したけど、すべて断られた。
そしてジョングクも「そう言ってるんだから一人で帰してあげなよ」とユンギさんの肩を持った。
お店を三人で出て、ユンギさんと私は向かい合った。ユンギさんは車で家まで帰るらしい。
「・・・・・・今度、また店に来てもいいか」
ちゃんと客として。
彼の口から出てきた意外な言葉に、私は目を見開いた。そしてこれでもかと頷いて答えた。
ジョングクは相変わらず隣で真顔で突っ立っている。
「もちろんです!!! いつでも来てください!!!」
って言っても、毎日いるわけではないんですけどね、と笑いながら言うと、
「いつならいるの」
というので、
あれ、この人って思ってたより人間っぽくて可愛い。
そう心の中で密かに思った。
「明日もバイト入ってます!!!!」
と勢いよく言った私の言葉に「わかった」と一言だけ返した後、荷物を持って彼はその場を後にした。
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作者名:yurameku | 作成日時:2020年6月29日 15時