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ソファーに座ってAを俺の上に座らせる。
重くないか心配してくるけど、ほんとに同じもの食べてるのか疑うレベルで軽い。
2日間、会えなくってAの体温が恋しかった。
今は俺のもの。この関係が終わるまでずっと。
『しゆ?』
し「ん?」
『そまさんに八橋渡さないで良かったの?』
し「まぁどうせ明日午前中会議あるからそんどきに会うしいいっしょ。」
他の男の話をしないでほしい。たとえそれがメンバーだとしても。
まぁでも好きじゃないのに俺と付き合ってくれてるんだ。そこまでの強制はしたくない。
てか、ぶっちゃけ他のやつの話されてもどうでもいい。今は俺のだし。
独占欲強いのかな、俺。
し「そういやお前明日休みだっけ」
『うん。明日明後日は休みだよ。』
し「んじゃ明後日出かけるか。」
『いいの?』
し「うん。どっか行きたいとこある?」
『えっとね、ここ行きたい!』
そうやって見せてきたのはゴールデンウィーク直前にできたショッピングモールだった。
し「んじゃ明日会議終わったら免許復活させてくるわ。」
『しゆ車持ってたっけ?』
し「借りりゃあいいだろ。そのうち車買うか〜」
買うんだったら黒の車かな。緑でもいいな。
し「車って即日で買えるっけ」
『中古だったら買えるんじゃない?』
し「新車は無理か」
『お店に置いてあるのだったらわんちゃん』
し「んじゃそれも聞いてくるわ」
『明日定期だけど大丈夫?』
し「オールするわ」
『オールで車の運転は危ないってw』
し「んじゃ今から風呂入って寝る。」
『しゆ夜型だけど寝れるの?』
し「お前が寝かせるんだよwほら風呂いこ」
『んえ?ま?』
し「早くしろー」
どうか理性が持ちますように。
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作者名:あゆ | 作成日時:2023年5月18日 22時