twenty(BL要素あり) ページ22
し「迎えきたよ」
久しぶりに会うような気がする彼女は少し痩せた気がした。
ちな、俺は2キロくらい痩せてた。
『久しぶり。』
し「改めて言っていい?」
『?うん。』
し「俺ともっかいやり直してほしい。」
『もちろん。』
し「よかった。これからもよろしくな?」
『うん!』
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Soma side
あーあ、復縁しちゃったかー、。好きだったんだけどなぁ…しゆんのこと。
まぁでも、しゆんには幸せでいてほしいし。俺が付き合ったところで、だもんな。
「ほんと、何がしたいんだろうね。俺。」
しずくのことを撫でながらそう呟く。
初めてネットでしゆんを見つけた時、綺麗な歌声でまるで天使かと思った。
この人は俺にとっての天使なんだ、って。
だから女子リスナーのフリして、お茶爆をいっぱい投げた。
お茶爆をいっぱい投げて、サポーターランキング一位にだってなった。
リプもいっぱい送った。DMだって。現場にだって参戦した。
でも結局相方止まり。
デートしたって、手を繋いだって、抱っこしたって、キスしたって。
あいつは俺のものにならなかった。
相方じゃ嫌だ。
あいつらが付き合う前から俺はずっと好きだったのに。
男じゃダメなの、俺じゃダメなの、なんで、なんでなんでなんで。
「しゆんをずっと俺のそばに置いておく方法は…」
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作者名:あゆ | 作成日時:2023年5月18日 22時