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Aとはずっと仲が良かった。周りの奴らにもお前ら付き合ってんのって言われるくらい。
俺はずっと好きだったよ。だから、
し「なぁ」
『どした?』
し「俺ら付き合わん?」
『どした?脳みそどっか投げ飛ばしたんか?』
し「飛ばしてねぇよw」
『え、もしかしてこれ告白?』
し「そそ」
『うち人のこと好きになったことないんだよなぁ…』
し「んじゃ遊びでいいからさ。」
『あーね?』
し「付き合ってる間に俺のこと好きになるかもじゃん」
『そういうもんなん?』
し「しらね」
『なんなんお前』
し「付き合お。」
『おけ』
こんな感じで軽い感じで付き合い始めて。
『しゆー?』
し「どうした暇人」
『かまえ』
し「いーよどうせ俺も暇だし」
同棲して。
し「A〜」
『なん?』
軽い口づけを交わして。
お前が少しだけ照れてくれて。
それだけで嬉しくって。
し「俺のことどう思ってる?」
『ん〜?好きだけど?』
し「ほんとに俺のこと好きなのお前?」
『好きだよ?』
そうやって言うけど、少し目を逸らされたの、俺わかってるからね。
でもそれでもいい。
その言葉が嘘だってわかってても。それでも俺はお前に愛して欲しいから。
こんな考え方の俺は、おかしいのだろうか。
付き合うことは相手の時間をもらうこと。
少しでもいい。マジちょっとでいいから、そばにいたい。
俺なんかに時間を割かせてごめんだけど。
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作者名:あゆ | 作成日時:2023年5月18日 22時