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sixteen ページ18

いっぱい泣いて。寝て。朝になって。

そ「しゆん、一緒にお出かけしない?」

そう言われて。

し「行きたい。」

そう言って。

着替えて。

外に出た。

久しぶりに昼間に外に出た。日差しが強くって、もうすぐ夏なんだなって思わされた。

夏…ねぇ…

夏はそんな好きじゃない。暑いし、日焼けするし。

でもあいつは好きだって言ってたな。

『しゆ〜来年こそは夏祭りいこーね!!』

『海いきてぇ』

『花火したい!!やろ!!!!!』

会いたい。

そ「しゆん?」

し「ん〜?」

そ「絶対話聞いてなかったじゃんw」

し「ごめんってw」

そ「どこ行きたい?」

し「んー猫カフェ」

そ「おっけ」

動物で癒されよ。今はあいつのこと忘れよう。

と思って近くの猫カフェ回ってたんだけど。

し「全店舗休みなんて聞いてねぇよ」

そ「なんでだろうねぇ…」

近所の猫カフェ全部休みだった。嘘だろ。

し「もうゲーセンいこーぜ」

そ「だな」

そうして、俺らは近くのゲーセンへと向かったのだった。

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作者名:あゆ | 作成日時:2023年5月18日 22時

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